令和7年6月24日
国土交通省では、有識者からなる検討会において、図柄ナンバープレートについて、地方版の導入要件の緩和、新たなモノトーン基調の全国版の導入、既存の地方版及び全国版のフルカラーへの一本化、寄付金の使途の見直し等を柱とする中間取りまとめを行いました。 |
(検討経緯)
「走る広告塔」として地域の魅力を全国に発信する図柄ナンバープレート(地方版)について、
一部の未導入地域から早期の導入を希望されています。また、図柄ナンバープレート(全国版)の
交付期間は令和9年4月30日までであり、その後の方向性を検討する必要があります。
令和6年7月、国土交通省は、「図柄入りナンバープレート等に関する検討会」を設置し、
既に導入している図柄ナンバープレートの交付状況、ユーザーや自治体等のニーズを踏まえ、
図柄ナンバープレート等に係る課題や、地方創生に貢献する観点からも一層の利用拡大に向けた
今後の方向性について検討を進め、今般、中間取りまとめを行いました。
(中間取りまとめの概要)
・図柄ナンバープレート(地方版)の導入要件を緩和すること
・図柄ナンバープレート(全国版)にモノトーン基調のデザインを創設すること
・既存のモノトーン図柄を廃止すること
・寄付金使途として、災害復旧・復興支援を追加すること
(今後の予定)
今後、中間取りまとめの内容について検討を具体化・深度化し、令和8年春を目途に
次回の図柄ナンバープレート(地方版)の導入要綱を改定する予定です。
また、他地域の図柄の交付を可能とする「図柄ナンバープレート(ふるさと版)(仮称)」の創設に向け、
課題解決及び導入自治体の要件等について、引き続き検討します。
<検討会の詳細は以下URLを参照>
https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_tk6_000067.html