報道・広報

車車間通信を利用した安全運転支援システムの実用化に向け、約30台によるASV公道総合実験を行います!

平成21年1月20日

 国土交通省では、ASV※1推進検討会等における産学官連携のもと、平成21年1月下旬に、国内の全ての自動車、二輪車メーカーと海外メーカー2社が参加し、車車間通信※2を利用した安全運転支援システムの実用化に向け、東京臨海副都心(お台場)地区の一般道において、約30台にのぼる車車間通信を使用した車両による実験を実施します。(別紙1:システムイメージ参照)
 
 本実験においては、既に実用化が進んでいる自律検知型安全運転支援システム(車載センサーで検知した情報を用いて安全運転を支援するシステム)では対処困難な見通しの悪い場所における追突事故、出会い頭事故、右折事故、左折事故等を防止するための安全運転支援システムを対象とし、普及過渡期を想定した状況でのシステムの機能確認を実施します。
 
 具体的には、臨海副都心(お台場)地区で指定する走行エリア内(別紙2)を実験車両約30台が走行し、システムの作動状況を確認します。IT新改革戦略に基づく大規模実証実験※3で行われる効果評価等とともに、世界的にも類を見ない本実験の実施により、車車間通信を利用した安全運転支援システムの実用化に向けた開発が大きく前進するものと期待されます。本実験につきましては、報道関係者向けの公開日を1月30日(金)に設ける予定です(別紙3-1参照)。
 
※1 ASV:Advanced Safety Vehicle(先進安全自動車)の略。
※2 車車間通信:車両と車両が通信により速度等の車両情報を交換する。
※3 参考URL:http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha07_hh_000019.html
 

お問い合わせ先

国土交通省自動車交通局 技術安全部 技術企画課 
TEL:(03)5253-8111 (内線42259、42257)

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