報道・広報

第2回 アジア地域 官民共同フォーラムの開催について
~アジア諸国・地域の成長と安全・安心な車社会の実現に向けて~

平成23年11月22日

アジア諸国・地域と連携した自動車の安全・環境基準の国際標準化を推進するため、「第2回 アジア地域 官民共同フォーラム」を下記の通り開催しますので、お知らせします。

 国土交通省は、インドネシア共和国運輸省との共催により、11月23~25日の3日間、同国ジャカルタにおいて、「第2回 アジア地域 官民共同フォーラム」を開催します。このフォーラムは、第8回日ASEAN交通大臣会合(2010年11月12日ブルネイ)において承認された「日ASEAN自動車基準・認証制度に関する協力プログラム」の具体的取組の一つであり、自動車基準認証国際化研究センター(JASIC)によって実施されるものです。

 フォーラムの目的は、自動車分野の国際基準調和等についてアジア諸国・地域と連携強化を図り、アジア地域における安全かつ環境性能の高い自動車の普及を促進することです。具体的には、我が国からのプレゼンテーションやアジア諸国等※1の政府や自動車産業界の関係者も参加するパネルディスカッション等を通じ、国連自動車基準調和世界フォーラム(WP29※2)の活動に係る情報提供や各国の基準認証制度の国際化活動等に関する情報交換を行うこととしています。

 この取組は、本年6月に我が国で取りまとめられた『自動車基準認証国際化行動計画』※3に沿ったものです。国土交通省としましては、今後とも、行動計画に基づき、自動車産業界やアジア諸国等と連携のうえ、自動車基準認証制度の国際化を推進し、世界各国において安全・安心な車社会を実現しつつ、企業がより活動しやすい環境を作り出していくこととしています。

 なお、開催結果については、会議終了後、概要を公表する予定です。

※1 参加予定国・地域:ブルネイ、カンボジア、中国、台湾、香港、インド、インドネシア、韓国、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム、日本
※2 WP29は、自動車基準の国際調和と認証の相互承認を多国間で審議する唯一の場であり、我が国も積極的に参画しています。
※3 この行動計画は、官民の代表者からなる『自動車基準認証国際化ハイレベル会議』において取りまとめました。

お問い合わせ先

国土交通省自動車局技術政策課 斧田、森本、大友
TEL:(03)5253-8111 (内線42258、42253)

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