平成20年5月30日
近年、ナンバープレートに装着する樹脂製のカバーが市販され、これを装着した自動車について、国民から事故などに際してナンバーが確認しづらいとの意見、苦情が多数寄せられております。
このため、本年2月からナンバープレートカバーの法的規制のあり方等について、有識者等による検討会を設置し、ご議論頂いているところでありますが、各委員から、実際の路上交通に即した条件で視認性を検証し、その上で規制について検討すべきとの意見が寄せられたことから、下記により、視認性実験を実施します。
記
【実施日】 平成20年6月4日(水) 《雨天の場合は、5日(木)に順延》
19:45 実験開始、
22:00 終了予定
【実施主体】 国土交通省が(独)交通安全環境研究所に依頼
【実施場所】 交通安全環境研究所 自動車試験場
埼玉県熊谷市御稜威ヶ原(みいずがはら)1-1
(JR高崎線 籠原駅下車 タクシー約10分
関越自動車道花園インターより約20分)
【備考】 現地取材は18:30~19:30の間にお越し下さい。
夜間警備の都合上、上記以外の時間は正門が施錠され入構できません。
(天候不順の場合、順延するかどうかは自動車情報課(上記)までお問い合わせ下さい。)
【試験概要】
ナンバープレートカバーを装着してテストコース上を走行する先行車両(実験車両)を、後続車両(被験者車両)の運転席及び路上から一定時間観察し、ナンバー表示の読み取り、およびナンバープレートの見やすさについて評価する。
(以下参考)
ナンバープレート表示の視認性確保等に関する検討会
【開催状況】
第 1 回 平成20年2月 4日(月)
第 2 回 平成20年3月17日(月)
各回の議事概要、配付資料については
【検討会委員】
[委 員]
委 員 杉山 雅洋 早稲田大学商学部 教授
委 員 森 美樹 弁護士
委 員 佐藤 美恵 宇都宮大学大学院工学研究科准教授
委 員 岩貞 るみこ モータージャーナリス
委 員 塚田 由紀 交通安全環境研究所 主任研究員
委 員 鳥塚 俊洋 JAFメイト編集長
委 員 全日本交通安全協会 吉村 幸晴 常務理事
委 員 全国自動車標板協議会 平川 敏幸 専務理事
専門委員 全国自動車用品小売業協会 滝澤 政明 事務局長
専門委員 日本自動車工業会技術管理部会大型車分科会 林田 盛人 分科会長
専門委員 日本自動車車体工業会バン部会技術委員会 伊藤 洋一 副委員長
[オブザーバー]
軽自動車検査協会 岩田 剛和 業務部長
自動車検査独立行政法人 三上 哲史 企画部長