報道・広報

自動車整備人材に係る課題解決策を取りまとめ、今後実行フェーズに!!
~自動車整備の高度化に対応する人材確保の対策「中間とりまとめ」の公表~

令和5年3月31日

 自動車整備業においては、電動車や衝突被害軽減ブレーキ等の先進安全技術が普及しており、自動車の整備に求められる技術も高度化している一方で、自動車整備士になる若者が減少し、自動車整備業の有効求人倍率は4.55となるなど、自動車整備士の人材不足は深刻な課題となっています。
 今般、これらの課題について、「自動車整備の高度化に対応する人材確保に係る検討WG」(座長:大原記念労働科学研究所 酒井一博 主管研究員)において対策を検討し、人材の募集、人材の定着、人材の育成の3つの観点から、人材確保策に係る対策等の中間とりまとめを行いました。
 今後は、自動車整備分野の深刻な人材確保に係る課題の解決を図るため、自動車整備に携わる者全員がOne Teamとなって計画的・効果的に対策を推進してまいります。

【主な人材確保の対策(中間取りまとめ)】
 〇人材の募集
 (1)自動車整備士の認知度を早期段階から高めるため、若年層(小学生、中学生等)への自動車整備士のPR強化
 (2)自動車整備士が職業として認識されて選択されるため、高校生等を対象とした整備工場における仕事体験  
 
 〇人材の定着

 (3)自動車整備業の職場環境改善を支援するため、自動車整備士の働きやすい職場ガイドラインを策定し、事業者の達成状況を評価  
 (4)短時間勤務、週休三日勤務などの自動車整備士の多様な働き方の提示について意識を喚起するため、国による経営者向けセミナーの開催
 
 〇人材の育成

 (5)地域の整備事業者が合同で行う先進技術の研修に対する支援
 (6)整備士養成施設におけるVR教材や最新車両(安全・環境技術搭載車両)等の導入に対する支援

【添付資料】
 ・自動車整備の高度化に対応する人材確保の対策【中間とりまとめ】概要
 ・自動車整備技術の高度化検討会 自動車整備の高度化に対応する人材確保に係る検討WG 委員名簿
  ※中間とりまとめは、以下の国土交通省ホームページにも掲載しています。
   https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_tk9_000023.html


 

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省自動車局整備課 明石・田所
TEL:03-5253-8111 (内線42412)

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