令和7年3月13日
自動車整備業は、2つの課題 「新技術への対応」×「人材確保」 に直面しています。 今後も、全国どの地域でも自動車整備を受けられる環境を維持するため、関係者が連携して、整備技術の高度化と人材確保策を推進する必要があります。 |
1.背景・概要
近年、自動ブレーキ等の先進安全技術を搭載した車や電気自動車が急速に普及するなど、自動車技術が急速に進化しています。その一方で、自動車整備業界では、高度な技能を有する自動車整備士の不足が課題となっています。
国土交通省では、これらの課題に対応するため、平成24年より、「自動車整備技術の高度化検討会」を設置し、具体的な課題の特定と解決を継続的に進めており、以下のとおり、第29回検討会を開催します。
2.開催案内
日時 | : | 令和7年3月21日(金) 14:00~16:00 |
場所 | : | AP東京八重洲「P+Qルーム」(WEB会議併用) (東京都中央区京橋1-10-7 KPP八重洲ビル7階) |
委員 | : | 別紙1のとおり |
議題 | : | ①整備技術の高度化とスキャンツールの機能向上の必要性 ②「働きやすい職場づくりガイドライン」の実施状況確認とアップデート ほか |
3.第29回検討会のポイント
① 整備技術の高度化とスキャンツールの機能向上の必要性 【新技術】
近年、自動車の技術進化やサイバーセキュリティ対策により、『ディーラーでなければ整備できない故障』が増えており、この傾向が続けば、ディーラー以外の専業工場で必要な整備を受けることができなくなるおそれがあります。専業工場がこれらの新技術に対応するためには、同工場が使用する「スキャンツール」の機能をディーラー並みに高度化する必要があります。そのための課題の共有と具体的なアプローチについて審議します。
② 「働きやすい職場づくりガイドライン」の実施状況確認とアップデート 【人材確保】
昨年3月に策定した「自動車整備士等の働きやすい・働きがいのある職場づくりに向けたガイドライン」の実施状況を確認し、実態を踏まえて必要なアップデートについて審議します。
4.取材等
会議は開始から終了まで議事を全て公開の上、開催いたします。
傍聴を希望される方は、別紙2にしたがって登録ください。
報道発表資料(PDF形式)
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