令和3年10月29日
1.特別積合せ貨物
(1)輸送トン数の概況
調査対象24社の本月の輸送量は、5,008千トン(前月比86.8%(季節調整済み102.0%)、前年同月比106.4%)であった。
平均稼働日数は22.1日(前月に比べて0.5日減少、前年同月に比べて0.8日増加)、稼動1日当たりの輸送量は、227千トン(前月比88.7%、前年同月比102.5%)であった。
(2)宅配便の概況
調査対象14社の本月の宅配便貨物の取り扱い個数は、372,577千個(前月比87.4%(季節調整済み103.4%)、前年同月比101.2%)であった。
(3)品目別及び地域別増減状況
調査対象25社における品目別及び地域別輸送状況について、主な増減要因は、以下のとおりであった。
品目別では、「機械」及び「日用品」で2ヶ月連続の減少となった。
a.前月との比較
〇品目別
工場・生産地からの貨物減がすべての品目で、商社・問屋からの貨物減が「日用品」で、倉庫から出る貨物減が「金属製品」、「機械」、「化学工業品」、「繊維工業品」、「食料工業品」及び「日用品」で、季節的需要減が「化学工業品」、「食料工業品」、「日用品」及び「宅配便」で、景気の影響による貨物減が「金属製品」及び「機械」で見られた。
〇地域別
「東北」、「関東地方」、「北陸信越」、「中部地方」、「近畿地方」、「中国」及び「福岡」で貨物減となっている。
b.前年同月との比較
〇品目別
工場・生産地からの貨物増が「金属製品」、「機械」及び「日用品」で、商社・問屋からの貨物増が「日用品」で、倉庫から出る貨物増が「金属製品」、「機械」、「化学工業品」及び「日用品」で、景気の影響による貨物増が「金属製品」で見られた。
〇地域別
「東北」、「関東地方」、「愛知」、「近畿地方」及び「中国」で貨物増となっている。
2.一般貨物
(1)地方運輸局等別輸送状況
全国の一般貨物トラック事業者(本月の回答事業者752社/調査対象事業者数987社)の輸送量は、前月比94.6%、前年同月比104.1%であった。
公表資料(PDF形式:1021KB)
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