報道・広報

日本関係船舶に対する襲撃事案の発生情報について

平成21年3月23日

 標記について、以下の事案が発生したとの情報を得ましたので、お知らせします。
 なお、2008年の世界における海賊等事案の発生件数は293件となっており、うちソマリア周辺海域での発生件数は111件となっています。
また、3月23日現在、本年における日本関係船舶のソマリア周辺海域での海賊事案発生は、今回が1件目です(別紙参照)。

1.事案概要

 ソマリア沖にてケニア・モンバサ港に向け航行中、日本関係船舶(※)(自動車運搬船)が、2隻の小型船に追跡され、銃火器らしきものによって発砲を受け、船橋付近等に被弾したが、該船のジグザグ航行などの回避操船により、小型船は追跡を断念した。

 乗組員(邦人船員はいない)に被害なし。船体の被害は、操舵室の窓ガラス、天井、レーダーマストに数発被弾した模様。

 該船は入港地を変更すべく検討中。

 (※)日本関係船舶: [1]日本籍船舶、[2]日本の船舶運航事業者が運航している外国籍船舶

2.発生日時(日本時間)

 平成21年3月22日(日)22:10頃(日本時間)

3.発生場所

 ソマリア沖

お問い合わせ先

国土交通省海事局 総務課 危機管理室 課長補佐 山内
TEL:(03)5253-8111 (内線43263) 直通 (03)5253-8616

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