平成30年9月28日

本日、海事分野における観光施策についての取組を加速化させ、その状況を戦略的に発信することを目的として、海事局に「海事観光戦略実行推進本部」を設置しました。

○　訪日外国人観光客については2017年に2,869万人と過去最高を記録したところ、「明日の日本を支える観光ビジョン」に位置づけられている
「2020年に4,000万人」という政府目標の実現に向けて、インバウンド対策を主とした観光振興に向けた取組みの強化が求められています。

○　現下の状況を踏まえ、海事分野における観光（海事観光）振興についての取組を加速化させ、その状況を戦略的に情報発信することを目的として、
海事局に「海事観光戦略実行推進本部」を9月28日付で設置致しました。

○　同本部では、観光庁等とも連携しつつ、下記課題等をはじめとした海事観光の取組について、対応策のあり方を総合的に検討・推進して参ります。

○　海事局では「海に行く」「船に乗る」等をテーマとした「C to Sea プロジェクト」を官民一体で推進しており、今後、「C to Seaプロジェクト」とも一体的に
海事観光を進めることにより、 多くの皆様がより海や船に親しむことができる取組を進めていきます。

（課題の例）
・海事観光に係る戦略的情報発信
・ターミナルや船内における多言語化・Wi-Fi環境整備などの受入環境整備
・瀬戸内海や離島など地域の特性を活かした海事観光の推進
・新たな海事観光への取組に対応した制度面の点検　　　　　　　　等  

※「海事観光戦略実行推進本部」推進体制
本部長：海事局長
本部員：海事局各課課長及び室長
オブザーバー：観光庁　外客受入担当参事官、観光戦略課長