8月19日（月）から9月13日（金）までの４週間、国土交通省の全面協力の下、東京MOU（アジア・太平洋地域におけるPSC協力体制）において、世界各国のPSC検査官（寄港国による外国船舶の検査(PSC：ポート・ステート・コントロール)を行う検査官）に対する研修が行われます。 　この研修は、東京MOU域内だけでなく、アフリカや中東など22ヵ国・地域から22名の研修生が参加し、各国におけるPSCの統一的な実施と能力向上を目指して実施されます。

 

〇東京MOUは、日本財団の支援を受け、域内加盟国・地域の初級・中級技量のPSC検査官に対して、
　検査内容の統一的実施や検査能力の向上を目的とした「一般研修ポート・ステート・コントロール」を
　2011年から毎年開催しており、第9回となる今回は22の国と地域から22名が参加します。この研修は
　グローバルな貢献度が高いとして、国際海事機関（IMO）の技術協力プログラムにも位置づけられて
　います。

 
〇研修前半の2週間は、横浜市において、外航船舶が遵守すべき国際規則やPSCの実施に関する
　講習を行います。国土交通省はこの講習に海事局の担当職員及び地方運輸局等のPSC官を講師
　として派遣します。　
 
〇研修後半の2週間は、全国10カ所の地方運輸局等において、経験豊富なPSC官の指導の下で、
　外国船舶のPSC実地訓練を行います。
 
○取材について
　開講式（横浜市、8月19日(月)9時）を公開いたします。取材をご希望の方は8月15日(木)までに
　下記問い合わせ先にご連絡ください。また、研修後半の地方運輸局等の実地訓練についても取材が
　できますので、お問い合わせください。

研修の詳細は別紙とおりです。

報道発表資料（PDF形式）

（別紙）研修の詳細（PDF形式）