平成23年12月2日

　アジア太平洋地域の21の国と地域が参加するＡＰＥＣ（Asia Pacific Economic Cooperation、アジア太平洋経済協力）では、自由で開かれた貿易と投資を達成するという目標（ボゴール目標）の実現に向けて各種活動を展開してきていますが、海事分野における取り組みのひとつとして我が国が主導し、ＡＰＥＣ予算が獲得出来た「海運分野の自由化取り組みを促進するための研修プロジェクト（海運政策研修）」の第１回事業を、今般下記のとおり開催します。
　このプロジェクトは、海運市場の自由化を促進するためには、ＷＴＯ（世界貿易機関）やＥＰＡ（経済連携協定）による自由化交渉のみならず、途上国自らも自由化を進められるような環境整備を支援することが必要との認識のもと、ＡＰＥＣメンバーの海事当局政策立案者等を対象に海運政策に関わる研修を行い、ＡＰＥＣ域内の共通認識の醸成と政策立案能力の向上を目的として実施するものです。

記

１．開催期間：平成２３年１２月６日（火）～８日（木）
２．開催場所：ザ･プリンスパークタワー東京
　　　　　　　　　（「きんもくせいの間」、「あやめの間」他）
３．提案国：日本（支援国：カナダ、フィリピン、タイ、ベトナム）
４．参加者：１０カ国・地域（カナダ、中国、日本、パプアニューギニア、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、アメリカ、ベトナム）から２０名が参加（講師、モデレーターを含む。）
５．研修プログラム：４名の講師による講演、各国のプレゼンテーション、討論など
　　　　　　　　　　　　（詳細は別紙参照）
６．その他：研修は非公開ですが、冒頭１２月６日（火）９時半からの開会式でのカメラ撮りは可能です。（この場所は、ザ･プリンスパークタワー東京「きんもくせいの間」です。）
　　　　　　　希望される場合には、事前登録をお願いします。