平成28年6月2日
2015年の我が国のクルーズ人口(※)は、4年連続の20万人台となる22.1万人となりました。 また、2015年の我が国港湾へのクルーズ船の寄港回数は、中国からのクルーズ船の寄港増等により1,454回と過去最多、訪日クルーズ旅客数も111.6万人と過去最多になりました(確報)。 国土交通省では、今後とも「明日の日本を支える観光ビジョン」(平成28年3月30日、明日の日本を支える観光ビジョン構想会議決定)で設定された「2020年に訪日クルーズ旅客数500万人」等の実現を目指し、訪日・日本発着クルーズの振興に積極的に取り組んでまいります。 |
(1)我が国のクルーズ人口
[1] 全体
・2015年の我が国のクルーズ人口
より、前年より1.0万人減少し22.1万人(4.5%減)。
[2] 外航クルーズ
・前年に比べ、乗客数は0.4万人減少し13.4万人(3.0%減)、人泊数は0.3万人泊減少し122.9万人泊(0.2%減)。
・日本船社分・外国船社分の内訳は、日本船社分が1.0万人(9.1%減)・21.4万人泊(25.9%増)、外国船社分が12.4万人(2.4%減)・101.5万人泊(4.4%減)。
[3] 国内クルーズ
・前年に比べ、乗客数は0.7万人減少し8.7万人(6.8%減)、人泊数は3.3万人泊減少し23.6万人泊(12.2%減)。
・外航クルーズ船分・内航フェリー分の内訳は、外航クルーズ船分が8.6万人(7.4%減)・23.4万人泊(12.5%減)、内航フェリー分が0.1万人(99.8%増)・0.1万人泊(180.8%増)。
※クルーズ人口とは、外航クルーズ又は国内クルーズを利用した日本人乗客数の合計。本調査では、船内1泊以上のクルーズを対象とし、日帰りクルーズは対象外としている。外航クルーズとは乗船地、下船地又は寄港地
のいずれかに海外が含まれるもの、国内クルーズとは乗船地、下船地及び寄港地の全てが日本国内であるものをそれぞれいい、国内クルーズには内航フェリーによるチャータークルーズの乗客数を含む。
(2)外航旅客定期航路利用者数
・日本を発着する外航旅客定期航路を利用した日本人乗客数は、日韓航路乗客数の減少の影響により、前年より3.2万人減少し14.1万人(18.6%減)。
(1)我が国港湾へのクルーズ船の寄港回数
2015年の我が国港湾へのクルーズ船の寄港回数は、外国船社運航のクルーズ船が965回、日本船社運航のクルーズ船が489回となり、合計は過去最多の1,454回(前年比250回増)。
(2)訪日クルーズ旅客数
我が国へクルーズ船により入国した外国人旅客数は、過去最多の約111.6万人(前年比約2.7倍)。
※今回の確定値は、平成28年1月19日に公表した速報値を精査したもの。
2015年の我が国のクルーズ等の動向について(PDF形式:135KB)
資料1 2015年の我が国のクルーズ等の動向について(PDF形式:805KB)
資料2 2015年の我が国港湾へのクルーズ船の寄港回数及び訪日クルーズ旅客数について(確報)(PDF形式:431KB)
PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
左のアイコンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご覧ください。