「クルーズの安全・安心の確保に係る検討・中間とりまとめ」を公表します
令和2年9月18日
我が国において発生した、ダイヤモンド・プリンセス号、コスタ・アトランティカ号の事案を踏まえ、国土交通省では、クルーズの安全・安心の確保のための検討を行って参りました。
この度、感染症・危機管理等の専門家を含む多様な有識者の皆様からの意見を踏まえ、「クルーズの安全・安心の確保に係る検討・中間とりまとめ」を公表する運びとなりました。
「中間とりまとめ」の公表に合わせて、関係業界団体が策定したクルーズ船及び受入港の感染症対策に関するガイドライン(国内クルーズを対象とした初版)も公表されました。
今後、これらに基づき関係者によるクルーズの安全・安心の確保のための対策や調整が進むことが期待されます。 |
1.中間とりまとめは以下の項目で構成されておりますが、引き続き、最終とりまとめの策定に向け検討を行っていく予定です。
[1]ダイヤモンド・プリンセス号等事案の検証について
[2]クルーズの再開にあたって
[3]関係者の役割分担について
[4]安全・安心確保に向けた具体的措置(その制度化を含む。)について
[5]実効性担保のあり方について
[6]国際的なルール作りを含む主導的役割のあり方
2.中間とりまとめの策定に当たって、ご意見を伺った有識者の方々は以下のとおりです(敬称略)。
○赤井 伸郎 大阪大学大学院国際公共政策研究科教授
○河野 真理子 早稲田大学法学学術院教授
○須野原 豊 日本港湾協会理事長
○高松 正人 観光レジリエンス研究所代表(危機管理)
○森 隆行 流通科学大学教授
○森重 俊也 日本外航客船協会理事長(前任 小野芳清)
○和田 耕治 国際医療福祉大学大学院医学研究科教授(感染症対策)
※ 上記の他、外国クルーズ船社、港湾関係者からも意見を聴取
3.関係業界団体が策定したガイドラインにつきましては、以下のとおりです。
「外航クルーズ船事業者の新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン(令和2年9月18日(初版))」(一般社団法人 日本外航客船協会)
「クルーズ船が寄港する旅客ターミナル等における感染拡大予防ガイドライン(令和2年9月18日(初版))」(公益社団法人 日本港湾協会)
お問い合わせ先
- 国土交通省海事局外航課 仲村、西中
-
TEL:03-5253-8111
(内線43-352) 直通 03-5253-8619
- 国土交通省港湾局産業港湾課 林、赤城
-
TEL:03-5253-8111
(内線46-432) 直通 03-5253-8672
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