報道・広報

船舶へのモーダルシフト推進にご活用ください!
~中・長距離フェリー、RORO船のトラック輸送に係る積載率動向について~

令和6年2月28日

 国土交通省海事局ではこの度、中・長距離フェリー、RORO船のトラック輸送に係る積載率の動向(令和5年10~12月実績)を調査したので、その結果を公表します。積載率にまだ余裕のある航路もありますので、荷主・物流事業者におかれましては、今後のモーダルシフト推進に向けた検討にご活用ください。

 令和5年6月2日に、我が国の物流の革新に関する関係閣僚会議が取りまとめた「物流革新に向けた政策パッケージ」において、「トラック長距離輸送から鉄道や船舶へのモーダルシフトを強力に推進し、最適なモードを活用したモーダルコンビネーションの展開を図るために、~(中略)~フェリー積載率についての定期的な調査・荷主企業等への情報提供を行い、利用可能な輸送力について周知することにより、鉄道や船舶の利用促進及び積載率の向上を図る」とされています。

 これを受け、国土交通省海事局では、中・長距離フェリー及びRORO船のトラック輸送に係る積載率の動向を調査し、その結果を令和5年8月より公表しております。

 この調査は、中・長距離フェリー及びRORO船事業者へのアンケート調査により、対象期間中(今回は令和5年10月~12月)のトラック輸送に係る積載率動向の概算値を算出したものであり、今後も随時調査を実施してその結果を公表していきます。

○参考:積載率70%未満であった航路
 中・長距離フェリー:北東北~北海道(上り下り)、中京~東東北(上り)、阪神~北海道(上り下り)、阪神~北四国(上り下り)、北四国~北九州(上り下り)、阪神~中九州(下り)
 RORO船:東東北~北海道(上り下り)、中京~東東北(下り)、京浜~北四国(上り)、京浜~南中国(下り)、阪神~南中国(下り)、南中国~北四国(下り)、北陸~北九州(上り下り)、
      阪神~北九州(上り下り)
 ※RORO船については、現時点で協力が得られた一部事業者の数値を公表しています。
 ※実際には季節や曜日、ドック期間(定期整備)によっても変動があるため、あくまでご参考となります。

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省海事局内航課 角野、武田、仲川、内藤、笹川
TEL:03-5253-8111 (内線43453、43463) 直通 03-5253-8627

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