平成25年8月9日

　 現在、世界のエネルギー需要の高まりを背景に、世界各地で数多くの海底石油・天然ガスの開発プロジェクトが計画されております。なかでも、ブラジルでは、深海油田開発に対する大規模投資が予定されており、我が国造船事業者が同国の現地造船所への進出を行うなど、我が国海事関係事業者による当該市場への展開が進んでおります。
　 当省では、民間事業者と連携を図りながら、我が国造船産業が当該市場に展開するための支援を平成24年7月から進めてきており、昨年5月29日には、国土交通省及びブラジル開発商工大臣の両大臣間で、海洋開発・海事分野に係る協力覚書を締結しました。
　 今般、両国の関係事業者の協力を更に深めるべく、日伯官民連携ラウンドテーブルを下記のとおり開催することとなりました。本ラウンドテーブルでは、最新の海洋技術やブラジル海洋開発における投資計画について情報・意見交換を行う予定です。

【ラウンドテーブル概要】

１．日程： 8月12日（月）14:00～18:00
２．場所：ブラジル・リオデジャネイロ
３．内容：[1] リオデジャネイロ市における工業団地の整備計画
　　　　　 [2]海洋開発分野における両国の協力
　　　　　 [3]ブラジル造船業のための技術協力
　　　　　 [4]ブラジルにおける両国企業の活動状況
　　　　　 [5]ローカルコンテンツの認証活動状況
４．出席者（予定）：
　　日　本　側：国土交通省海事局
　　　　　　　　 海事関係事業者（造船、舶用、海運）、商社、JBIC
　　　　　　　　 日本舶用工業会、日本海事協会、日本船舶技術研究協会　ほか
　　ブラジル側：SENAI（全国工業職業訓練機関）、CODIN（リオデジャネイロ産業振興局）
　　　　　　　　 ペトロブラス、SETE BRASIL（海洋開発投資会社）、
　　　　　　　　 SINAVAL（ブラジル造船工業会）、ABIMAQ（ブラジル機械工業会）ほか