報道・広報

革新的造船技術の研究開発(i-Shipping Production)に対する10件の支援を決定しました

平成29年5月1日

 海事生産性革命(i-Shipping)の一環として、国土交通省では、IoT技術やAIを活用する等の革新的造船技術の研究開発を支援しています。
 今般、平成29年度予算による先進船舶・造船技術研究開発費補助事業(革新的造船技術研究開発)において、10件の技術開発に対して補助金交付を決定しました。

 国土交通省は、ITを利活用して船舶の設計から建造、運航に至る全てのフェーズにおいてイノベーションの創出・生産性向上を目指す海事生産性革命(i-Shipping)を推進しています。
 今般、i-Shipping推進の一環として、IoT技術やAIを活用する等の革新的造船技術の研究開発を支援することとし、平成29年2月7日から2月28日までの期間、平成29年度予算による先進船舶・造船技術研究開発費補助事業(革新的造船技術研究開発)の募集を行ったところ、造船事業者等から12件の応募がありました。そして、外部有識者により構成された評価委員会においてその評価を行い、下記の10件を補助対象として決定しましたので、お知らせいたします。


IoT技術やAI等を活用した造船現場

平成29年度 先進船舶・造船技術研究開発費補助事業(革新的造船技術研究開発)採択一覧

 

事業者名※五十音順 事業概要
今治造船(株)  レーザスキャナを用いた船体曲がり外板の製造支援
ジャパンマリン
ユナイテッド(株)
 NCデータ準備が不要な溶接ロボットの開発
 造船工程での人と作業のモニタリング技術の開発
鈴木造船(株)  オープンソース造船用3D-CADの開発とモジュール化設計による生産性向上
常石造船(株)  レーザ・アークハイブリッド溶接の造船への導入に関する研究開発
(公社)日本船舶海洋工学会  海事産業における製品情報の高度利用のための情報共有基盤“SPEEDS”の拡張
福岡造船(株)  ARマーカーを用いた船舶部品情報の活用技術の開発
三井造船(株)  Digital Twinによる造船工程の高度化に関する研究
三菱重工業(株)  アルミ高速船NC現図への3D-CAD適用に関する研究開発
三菱重工船舶海洋(株)  3DとIoTの組合せによる建造効率化手法の研究開発

添付資料

報道発表資料(PDF形式:161KB)PDF形式

【参考資料】採択事業一覧(PDF形式:589KB)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省 海事局 船舶産業課 堀内、宮崎
TEL:03-5253-8111 (内線43-627、43-625) 直通 03-5253-8634 FAX:03-5253-1644

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