平成30年12月5日
11月29~30日、フランス(パリ)にて開催された第127回OECD造船部会では、造船分野における公的助成等の防止のための新たな国際規律の策定に向けて、補助金規律・船価規律等に関する日韓欧の要求事項を洗い出しました。その上で、将来の交渉妥結の可能性を中国に示すことを念頭に、その差を埋めるための検討の方向性が議論されましたが合意に至らず、中間会合を設けてさらに議論することとなりました。また、韓国が先月末新たに発表した140隻の新造船発注支援等を含む中小造船所支援策について、日本より市場歪曲のおそれを指摘し懸念を表明しました。 今次会合では、市場歪曲要因やダンピングをテーマとする産官学のワークショップが開催され、船主団体を含む多くの参加者より早期の国際規律の策定を求める声がありました。 |
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