報道・広報

海事生産性革命(i-Shipping)を推進する革新的造船技術研究開発事業8件に対する支援を決定しました
~造船現場の生産性を抜本的に向上~

令和2年6月9日

国土交通省では、海事生産性革命 (i-Shipping) の一環として、造船工程における生産性向上を目的とし、IoTやAI等を活用した革新的な造船技術の研究開発を支援しています。
今般、令和2年度当初予算による先進船舶・造船技術研究開発費補助事業(革新的造船技術研究開発)として、8件の研究開発に対して補助金の交付を決定しました。
 
 国土交通省は、船舶の設計・開発から建造、運航に至る全てのフェーズにおいてICTを活用してイノベーションの創出・生産性向上を目指す海事生産性革命(i-Shipping)を推進しています。その一環として、造船工程における生産性向上を目的として、IoTやAI等を活用した革新的な造船技術の研究開発を支援しています。
 今般、令和2年度当初予算による先進船舶・造船技術研究開発費補助事業(革新的造船技術研究開発)について、令和2年2月3日から令和2年2月28日までの間、革新的な造船技術の研究開発事業の募集を行った結果、造船事業者等から応募があり、外部有識者からなる評価委員会における評価を経て、下記の8件の研究開発事業に対して補助金を交付することを決定しましたので、お知らせいたします。

令和2年度 先進船舶・造船技術研究開発費補助事業(革新的造船技術研究開発) 採択事業一覧

事業者名 ※五十音順 事業名称
川崎重工業(株) BOM・物量情報のグラフデータベース化によるインテリジェント工程管理システムの開発
ジャパン マリンユナイテッド(株) NCデータ準備が不要な溶接ロボットの開発
大洋電機(株) 仕様変更・短納期要求に対応した生産工程自動計画システムの構築 及び現場の見える化による生産性向上の推進
東京計器(株) 4軸制御によるセンサ位置調整の自動化と蓄積データによる調整作業最適化の研究開発
ナカシマプロペラ(株) 舶用プロペラに特化した鋳型造型ロボットの開発
(株)三井E&Sマシナリー 舶用ディーゼルエンジンのスマートファクトリー基盤技術の開発
三菱造船(株) MRシステムを用いた艤装品取付け作業の効率化に関する研究開発
ヤンマーマリンインターナショナルアジア(株)、ヤンマーホールディングス(株) FRPトリミング作業の無人化による生産性向上

<参考>
本事業は、IoTやAI等を活用した生産性向上に資する革新的な造船技術の研究開発に対して、補助金を交付(必要経費の1/2以内)。

お問い合わせ先

国土交通省国土交通省 海事局 船舶産業課 山根・原・稲吉
TEL:03-5253-8111 (内線43-627、43-625) 直通 03-5253-8634 FAX:03-5253-1644

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