令和5年11月6日

令和５年１１月２日、豪州海事安全局（AMSA：Australian Maritime Safety Authority）のミック・キンリー局長が、海谷海事局長を表敬訪問し、日豪海事局長会談を行いました。その結果、今後、定期的に日豪間で、海上の安全確保及び環境保護に関する検査課長会議を開催することに合意し、日豪の協力を強化していくことを確認しました。

　令和５年１１月２日、豪州海事安全局のミック・キンリー局長が、海谷海事局長を表敬訪問し、日豪海事局長会談を行いました。
　冒頭、海谷局長より、日豪は「自由で開かれたインド太平洋（FOIP）」実現等のため緊密に連携している、戦略的利益と基本的価値を共有する「特別な戦略的パートナー」であり、日豪海事当局間で政策課題の議論を行えることは意義深く、ミック・キンリー局長の訪日を心より歓迎する旨発言がありました。
　会談の結果、今後、定期的に日豪間で、海上の安全確保及び環境保護などに関する検査課長会議を開催することに合意し、こうした場を活用した国際海事機関における審議についての意見交換や、両国の取組みの情報共有など、日豪両国の間で協力関係を強化していくことを確認しました。また、ポートステートコントロールに係る連携や液化水素の日豪間運送の今後のスケジュールについても意見交換、情報共有を行いました。
　最後に、ミック・キンリー局長から、本会談により大変有意義な意見交換ができたこと、また、今後も検査課長会議を通じて、さらに協力関係を強化できることに、期待と感謝の言葉がありました。