令和3年5月18日
令和3年5月5日~5月14日に、オンライン会議形式で開催された海上安全委員会(注1)(MSC)の今次会合では、自動運航船の国際ルールの策定に向け、海事関連条約等のうち、新たに改正や解釈の整理が必要となるものが特定されました。また、今後優先して検討を進めるべき事項も整理されました。これにより、今後、自動運航船の国際ルール作りが一層加速することが期待されます。 また、我が国等からの提案を受け、航行安全に寄与する機器である「VHFデータ交換システム(VDES)」を海上人命安全条約(SOLAS条約)(注2)上の航海機器として位置付けるための審議を開始することが合意されました。 |
<今後の優先検討事項>
○自動運航船の関係基準作成に係る作業計画策定 ○自動運航船の定義と自動化レベルの見直し ○自動運航に関する用語の定義の策定 ○自動運航船固有の優先課題への対応 (例.自動運航船における「船長」、「遠隔支援センター」等の基準上の位置付け等) ○自動運航システムの適用等に関するガイドライン策定 |
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