報道・広報

次期事務局長にガウテ・シバートセン氏(ノルウェー)を選出
~国際油濁補償基金第26回総会等の結果概要~

令和3年11月10日

令和3年11月1日~5日まで、国際油濁補償基金(IOPCF)第26回総会等がハイブリッド形式(対面形式及びオンライン形式)で開催されました。
今次会合では、基金の運営に重要な役割を担う次期事務局長(任期:1期5年、最長2期)について選挙が行われた結果、前1992年基金総会議長ガウテ・シバートセン氏(ノルウェー)が選出されました。 





 国際油濁補償基金(以下「基金」)とは、タンカーの事故により巨額の油濁損害が発生した場合に、被害者に対して補償を行うために設立された国際機関(本部:ロンドン)です。
基金は、タンカーで運ばれた油を受け取る事業者(石油元売り事業者等)が負担する拠出金により運営されており、日本は、インドに次ぐ2番目の拠出国となっています。
 今次会合には、我が国から国土交通省、在英国日本国大使館、石油海事協会、(一社)日本船主協会、(公財)日本海事センター、学識経験者等が出席し、
我が国意見の反映に努めました。
 なお、今次会合もオンライン開催により審議時間が短縮されたことから、重要議題のみ審議が行われました。

主な結果(詳細は添付資料をご参照ください)
1. 次期事務局長について
  ホセ・マウラ事務局長(スペイン)の任期満了に伴い、新事務局長選挙が行われた結果、我が国が支持していたシバートセン氏が次期事務局長に選出されました。
 
2. 基金に関連する事故について
 
 Heakup Pacific号(2010年)、イスラエル油濁事故(2021年2月)等に関する進捗の報告が行われました。

3.理事国の選出について
 理事国の任期は最大2年間と規定されており、毎年、総会において、任期満了に伴い新たな理事国が選出されます。今次会合では、我が国を含む15か国が新たな理事国として選出されました。
 
 

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省海事局 国際油濁補償基金対策室  寺内、磯山
TEL:03-5253-8111 (内線43-267) 直通 03-5253-1545

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