報道・広報

更なる内航海運の省エネルギー化に向けて1件の実証事業を採択しました

令和4年10月5日

 国土交通省及び経済産業省は、令和4年度「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業費補助金(内航船の革新的運航効率化実証事業)」の2次公募を実施し、外部有識者からなる審査委員会の審査を経て、新たに1件の事業を採択しました。

○ 国土交通省及び経済産業省は、令和4年9月1日から9月21日にかけて、「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業費補助金(内航船の革新的運航効率化実証事業)」の2次公募を実施しました。
 
○ 今般、外部有識者により構成された審査委員会において、事業者より応募のあった提案について審査を行った結果、令和4年度以降に実施する「内航船の革新的運航効率化実証事業」として、新たに1件の事業を採択しました。(別紙:新規採択事業一覧)
 
○ 今回採択した事業は、既存船への適用技術開発であり、こうした技術の導入を支援することで、輸送全体の省エネ化がより一層促進されることが期待されます。
 
○ この事業による実証の結果については、省エネ・省CO2排出技術の効果を「見える化」する内航船省エネルギー格付制度の活用等により周知を図り、内航海運の更なる省エネ化を促進していきます。
 
※ 内航海運の省エネルギー化を推進するため、ハード対策(省エネ船型、二重反転プロペラ等)とソフト対策(運航計画・配船計画の最適化等)の組合せによる船舶の省エネルギー効果の実証事業を実施する事業者に対し、事業実施に必要な設備費、設計・工費、検証等費用の一部を補助(補助率1/2以内)。

新規採択事業一覧

<新規採択事業>

事業者名   三菱ケミカル物流株式会社・伸正海運株式会社
事業名称   既就航船 液化化学薬品ばら積船による最適航海計画支援・実績航海評価システムの活用、
および省エネ付加物・プロペラによる省エネ実証事業
事業概要   既就航船に最適航海計画支援システムや、高効率プロペラ及び船体省エネ付加物を搭載する
ことにより、省エネ運航を実現する。

※ 事業名称は、事業者からの申請に基づくものです。

お問い合わせ先

国土交通省海事局海洋・環境政策課 山村、矢嶋
TEL:03-5253-8111 (内線43-954、43-955) 直通 03-5253-8636 FAX:03-5253-1644

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