報道・広報

内航船の革新的省エネルギー技術の導入・実証を支援します
~公募結果及び追加公募開始のお知らせ~

令和5年9月6日

 国土交通省及び経済産業省は、内航海運の省エネルギー化を推進するため、革新的な[1]ハード技術及び[2]ソフト技術を組み合わせた船舶の省エネルギー効果の実証を行う補助事業※1の2次公募を実施し、1件の事業を採択しました。また、更なる導入・実証を支援すべく、3次公募を実施します。

1.事業内容
 内航海運の省エネルギー化を推進するため、革新的な[1]省エネ船型、高効率プロペラ、荷役効率化設備、高効率エンジン、非化石推進機等のハード技術及び[2]運航計画・配船計画・荷役の最適化等を可能とするソフト技術を組み合わせた内航船舶の省エネルギー効果の実証事業を実施する事業者に対し、事業実施に必要な設備費、設計・工費、検証費等の一部を補助(補助率1/2以内)します。
 
2.公募の結果
 国土交通省及び経済産業省は、令和5年6月16日から7月24日にかけて、2次公募を実施しました。事業者より応募のあった提案について、外部有識者により構成された審査委員会で審査を行った結果、令和5年度以降に実施する事業を新たに1件採択しました(別紙参照)。
 この事業による実証の結果については、省エネ・省CO2排出技術の効果を「見える化」する内航船省エネルギー格付制度の活用等により周知を図り、内航海運の更なる省エネ化を促進していきます。

3.3次公募の実施
 本日より3次公募(予算額10億円程度)を実施します(9月25日(月)17:00締切※2)。公募要領及び公募申請書類について、経済産業省資源エネルギー庁のホームページをご覧ください。
 https://www.enecho.meti.go.jp/appli/public_offer/2023/0906_01.html
※1 AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業費補助金 (内航船の革新的運航効率化実証事業)(別紙参照)
※2 補助事業者は、有識者による審査結果を踏まえ、令和5年10月上旬に決定する予定。

新規採択事業一覧

<新規採択事業>

事業者名  日鉄物流株式会社・大泉物流株式会社
事業名称 高能率荷役システムを導入した小型RORO船の省エネ実証事業
事業概要 浅喫水の小型RORO船を対象に、
・二層間移送大型エレベーター等を活用した高能率荷役システム
・フラップ舵及びサイドスラスターを一括制御する効率的離着桟システム
・瀬戸内海固有の気象海象データを活用した運航支援システム
等を導入することにより、省エネ運航を実現する。
 
※ 事業名称は、事業者からの申請に基づくものです。
 

お問い合わせ先

国土交通省海事局海洋・環境政策課 山村、柳本
TEL:03-5253-8111 (内線43-954、43-955) 直通 03-5253-8636

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