令和4年3月24日

 

国土交通省海事局は、小型船舶の海難事故防止に向けた取組みとして、警察庁、海上保安庁、水産庁、日本小型船舶検査機構等の協力を得て、マリーナ・漁港等でのリーフレットの配布やプレジャーボート・漁船に対するパトロール・訪船指導等を行う「小型船舶に対する安全キャンペーン」を実施します。

１．取組み内容
(1)マリーナ・漁港等でのリーフレットの配布
　　最近の水上オートバイや漁船の事故等の発生状況を鑑みて、小型船舶の安全を確保するために遵守すべき事項等をまとめたリーフレット^※1をマリーナや漁港等で配布し、ライフジャケットの適切な着用、発航前の点検、機関故障対策、水上オートバイの安全確保対策等の徹底を図るための周知・啓発活動を行います。

(2)川下り船運航事業者に対する安全指導^※2
　　川下り船について、ライフジャケットの着用等「川下り船の安全対策ガイドライン」に沿った措置を講じるよう安全指導を行います。

(3)プレジャーボート・漁船・小型旅客船への個船指導^※2
　　マリーナ、漁港等においてパトロールを行い、プレジャーボート・漁船を訪船し、船舶検査の受検、小型船舶操縦士免許の受有等について指導します。また、小型旅客船を訪船し、消防設備・救命機器の備え付け状況等の確認及び安全指導を行います。

２．実施期間
令和４年４月11日（月）～令和４年８月31日（水）

３．実施主体
各地方運輸局、神戸運輸監理部及び沖縄総合事務局^※3

※1 添付資料参照
※2 訪問及びパトロール指導（１．（2）及び（3）に掲げるもの）は、新型コロナウイルス感染症に関する地域事情に配慮しつつ、実施。
※3 警察庁、海上保安庁、水産庁、日本小型船舶検査機構等の協力を得ながら実施。