平成29年３月30日

国土交通省では、平成25年12月の社会資本整備審議会・交通政策審議会の答申等も踏まえ、国民の共有財産である社会インフラの情報について、分野横断的に把握・分析することができる「社会資本情報プラットフォーム」の構築を進めてまいりました。 今般、「社会資本情報プラットフォーム」（試行版）を公開することとなりましたので、お知らせいたします。本プラットフォームにより、身近な社会資本の現状等について「見える化」を図ってまいります。

社会資本情報プラットフォーム（試行版）URL：https://www.ipf.mlit.go.jp/ipf/
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【概要】
○これまで国土交通省では、平成26年5月策定の「国土交通省インフラ長寿命化計画（行動計画）」に基づき、
　施設分野ごとに社会資本の基本情報及び維持管理に関する情報を集約し、分野ごとのデータベースを構築してきました。
○「社会資本情報プラットフォーム」（試行版）では、これら各分野のデータベースから提供された情報を集計・整理しており、
　横並びで閲覧・検索を実施することができます。
○本プラットフォームにより、次のような効果を期待しています。
　・全国の同種構造物の状況等の把握を可能とし、事故等に係る同種・類似リスクを有する施設の特定
　・地域別や建設年度別に社会資本情報の統計処理（集計・グラフ化等）が可能となり、維持管理更新計画にかかる企画・立案の基礎情報への活用
　・身近な社会資本の現状等の把握を可能とし、社会資本に関する国民の理解と協力の促進

【今後の予定】
○社会資本情報プラットフォーム（試行版）には、現在、９分野のデータベースが登録されており、今後順次、分野・項目等の拡充を図ることとしています。

（参考1）「今後の社会資本の維持管理・更新のあり方について（答申）」（社会整備審議会・交通政策審議会）
http://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/sogo03_sg_000048.html
（参考2）「国土交通省インフラ長寿命化計画（行動計画）」
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/maintenance/03activity/03_01_03.html