報道・広報

山岳トンネルの省人化施工に関する試行工事を開始します
~i-Construction2.0 施工のオートメーション化に向けた取組を推進~

令和7年3月13日

国土交通省では、建設現場の生産性向上や業務、組織、プロセス、文化・風土や働き方の変革を目的として、
i-Construction2.0及びインフラ分野のDXを推進しています。
山岳トンネル工事においても、省人化による生産性向上を目的とした各種作業の自動施工技術等の開発が進められています。
今般、令和7年度より、山岳トンネル施工のオートメーション化に向け、国土交通省直轄工事を対象に試行工事を実施していきます。
建設業界では労働者の減少や熟練技術者の不足が課題となっており、施工の自動施工技術等の普及・促進による
省人化や安全性の向上が求められています。

国土交通省では、建設現場の生産性向上の取組として、2016年度よりICT施工をはじめとする「i-Construction」
の取組を、2024年度より自動施工や遠隔施工をはじめとする「i-Construction2.0」の取組を進めてきました。〔別紙1〕

これまで、ダム現場や大規模土工現場において自動施工の導入検討が進みつつありましたが、今般、令和7年度
より、山岳トンネルにおいて省人化を目的とした自動施工技術の活用促進を実施することとしました。〔別紙2〕

具体的には、自動施工技術の適用が有効となり得る工事において、実施要領や積算基準等の技術基準類の整備を
目的に、令和7年度については3件程度の試行を行う予定です。〔別紙3〕

発注方式は総合評価落札方式「技術提案評価SI型」での試行を予定しています。
なお、「省人化施工試行工事(トンネル)」である旨を入札公告に明示し、当該試行工事の受注実績を有さない
企業を評価することで、できるだけ多くの省人化・自動施工技術を試行する予定です。

添付資料

報道発表資料(PDF形式:981KBKB)PDF形式

参考資料(PDF形式:260KBKB)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省大臣官房 技術調査課課長補佐 松本
TEL:03(5253)8111 (内線22387) 直通 03(5253)8220
国土交通省大臣官房 参事官(イノベーション)グループ 施工企画室課長補佐 中根
TEL:03(5253)8111 (内線22434) 直通 03(5253)8285
国土交通省道路局 国道・技術課 技術企画グループ課長補佐 児玉
TEL:03(5253)8111 (内線37893) 直通 03(5253)8286

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