平成23年8月15日

国土から得られる豊かな恵みを将来の世代へと受け継いでいくためには、今こそ「国土の国民的経営」が必要です。その実践のための情報、ノウハウを集成した「国土の国民的経営」実践ガイドブック~みんなの農山漁村づくり実践編~をウエブサイトにて公表します。

○　かつて、人の営みを通じて有効に利用・管理されてきた日本の国土を、人口減少時代においてもその豊かな恵みを将来の世代へと受け継いでいくためには、国民一人ひとりが国土に愛着を持ち、様々な方法で、美しく豊かな国土の保全・形成に取り組んでいくこと（これを「国土の国民的経営」と呼んでいます。）が大変重要です。

○　そのため、「国土の国民的経営」の重要性をひろく知っていただくとともに、より円滑な活動の立ち上げや持続性のある活動づくりに資するため、新たな知見を踏まえた｢国土の国民的経営｣実践ガイドブック～みんなの農山漁村づくり実践編～を公表します。

○　ガイドブックは多様な主体の方々に読んでいただくことを想定しています。例えば・・・
　■ 森林・農地を用いた新規ビジネスの立ち上げを考えている人
　■ 水源地域の保全活動を検討している市民団体
　■ 企業のCSR室等の新任の社会貢献活動担当者
　■ 企業の人事（福利厚生）の担当者
　■ 農山漁村に森林・農地の資産を持つ都市住民
　■ 地域と連携した課外活動を考える教師
　■ 新たに森林・農地に関するボランティア活動をはじめようとしている人
　■ 大学の地域連携担当や農学部の教授
　■ 地域活動を支援する基金の受託団体
　■ 企業から協働の打診を受けた行政担当者　　    　　等

○　ガイドブックは下記ウエブサイトにてご自由にダウンロードしていただき、講演、研修、会議等においてご自由にお使いいただけます。（http://www.mlit.go.jp/kokudoseisaku/kokudokeikaku_tk3_000014.html）