平成22年5月18日

　平成19年5月に地理空間情報活用推進基本法が公布され、地理空間情報の活用の推進が図られている中、それらを担う人材の育成がますます必要となっています。なかでも、GIS導入によって行政の効率化・高度化が期待される地方公共団体においては、GISの導入から活用までをマネジメントできる人材の育成が重要な課題となっています。また、地方公共団体職員のみならず、関連業務を委託する地域のG空間事業者（特に業種を指定するものではないが、例えば測量業者、地図調整業者、システム開発関連業者等）の能力向上も求められています。

具体的施策の一つとして、「大学等と連携したカリキュラムの提供及びテキストの作成」が掲げられており、国土計画局では、第一線の専門家の参加により、多彩な教育手法を取り入れた『GIS活用人材育成プログラム、テキスト』を開発しています。

平成20年度よりテキスト等の開発を開始し、平成21年度は全国8箇所（北海道、岩手、新潟、茨城、東京、三重、京都、熊本）において実証を行っております。今年度もテキスト等の改善は引き続き行いますが、今回暫定版としてテキスト等教材を公表いたします。

今後、皆様に広くテキスト等を活用していただき、各地域において自立的なGISの人材育成が展開していく事を期待しておりますので、幅広い活用にお役立てください。

以下のページよりダウンロードできます。

公表URL：http://www.mlit.go.jp/kokudokeikaku/gis/gis/gis_kyoku_text.html