令和6年11月15日
国土交通省は、令和6年11月4~8日にエジプト・カイロで開催された第12回世界都市フォーラムに参加しました。本フォーラムは、国連ハビタットが主催する都市に関する世界最大の国際会議で、今回は国、地方自治体、企業、学術機関等からの参加者が世界各国から集まり、持続可能な都市化について議論が行われました。併せて、ロスバッハ国連ハビタット事務局長との意見交換も実施しました。 |
●開催期間:令和6年11月4日(月)~令和6年11月8日(金)
●参加者等:世界182ヶ国・合計37,000人超(オンライン参加含む)
閣僚級60人以上参加(フランス・イタリア・中国等)
●主な参加プログラム
(1)国土政策局主催ネットワーキングイベント(11月6日)
国土交通省は、諸外国の国土・地域計画の策定・推進を支援するため、国土・地域計画策定・推進支援プラットフォーム(Spatial Planning Platform、以下、「SPP」という。)を設立し、国土計画に係る経験や知見の共有などを行っています。今回の世界都市フォーラムでは、ネットワーキングイベントとして、都市と地方の連携をテーマにSPP関連会合を開催しました。
イベントでは、藤田大臣官房審議官がSPPを活用して各国の国土・地域計画の策定支援に寄与することを表明したほか、国連ハビタット福岡本部(アジア太平洋担当)、ネパール、カンボジア、OECD、世界銀行の職員も参加し、国土の均衡ある発展の重要性について議論を行いました。
(2)G7都市大臣会合特別セッション(11月6日)
令和6年11月3日(日)及び4日(月)にイタリア・ローマにて開催されたG7都市大臣会合に関する特別セッションが開催され、G7の議論の結果についてG7以外の国々へのアウトリーチが行われました。
我が国からは、パネルディスカッションにおいて、主に持続可能な都市開発におけるデジタルツイン等デジタル技術の活用に関して議論を行いました。
(3)都市局主催・TOD(公共交通指向型都市開発)とデジタル技術の活用に係るネットワーキングイベント(11月7日)
グローバルサウス諸国にフォーカスし、持続可能な都市開発におけるTODとデジタル技術の活用に関するネットワーキングイベントを開催しました。
イベントでは、三浦大臣官房審議官からの基調講演のほか、タイ、ブラジル、フィ リピン、国連ハビタットからの担当者が参加し、TODやデジタル技術の有用性や今後の協力可能性等について議論を行い、各参加者から我が国の取組について、大きな関心が寄せられました。
(4)アナクラウディア・ロスバッハ国連ハビタット事務局長への表敬(11月7日)
本年8月に就任したロスバッハ事務局長へ、藤田大臣官房審議官及び三浦大臣官房審議官が表敬訪問し、事務局長就任の祝意を伝えるとともに、我が国と国連ハビタットとの連携等について意見交換を行いました。
PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
左のアイコンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご覧ください。