報道・広報

平成26年度 「小さな拠点」形成を核とした「ふるさと集落生活圏」の形成推進に関する調査
「小さな拠点」づくりモニター調査地域の募集について(事前周知)

平成26年5月28日

国土交通省では、6月中旬から「小さな拠点」づくりモニター調査地域の募集を行う予定ですが、事前に応募要件等を公表します。
標記モニター調査は、人口減少・高齢化が進む地域における集落の維持・再生に向けた取組を募集し、そのノウハウ収集を目的としています。

■ 募集概要 (詳細については、下記添付の募集要領等をご参照ください)

1 主旨
 過疎地域等において人口減少・高齢化が進む中、国土交通省では、小学校区など複数の集落が集まる地域において、商店、診療所などの日常生活に不可欠な施設・機能や地域活動を行う場所を歩いて動ける範囲に集めた「小さな拠点」、そして「小さな拠点」と周辺集落とをコミュニティバス等の移動手段で繋いだ「ふるさと集落生活圏」の形成を推進することにより、集落の維持・再生を図っています。
 本年度は、「小さな拠点」を核とした「ふるさと集落生活圏」づくりに向けた合意形成・プランづくりの過程における課題やその解決手法等について、具体的な集落地域を対象としたモニター調査を行うことにより、「小さな拠点」及び「ふるさと集落生活圏」づくりの実践的なノウハウの蓄積・普及を図ることとしています。
 このため、「小さな拠点」及び「ふるさと集落生活圏」づくりに向けた合意形成・プランづくりに取り組む意欲のあるモニター調査地域を、以下のとおり募集する予定です。

2 募集期間(予定)
 平成26年6月中旬 ~ 7月上旬
 ※正式に公募を行う際には、改めて公表させていただきます。

3 対象地域(予定)
(1)過疎地域等において、人口減少や高齢化が進む集落が複数散在する小学校区等の地域
(2)「小さな拠点」づくりに向けた合意形成・プランづくりに取り組む意欲があり、また、平成26年度において合意形成・プランづくりに向けた本格的な検討を実施可能な地域

4 応募主体(予定)
「小さな拠点」づくりを主体的に進める集落地域に根ざした地域団体のうち、以下の(1)~(3)の要件を全て満たすもの
(1)当該団体が法人格を有しているか、又は法人格のない任意の団体のうち次のア~イの要件を全て満たすもの。
  ア 代表者の定めがあること。
  イ 団体としての意思決定の方法、事務処理及び会計処理の方法、並びに責任者等を明確にした規約その他の規定が定められていること。
(2)関係市町村との密接な連携体制を構築していること、又は構築する予定であること。(関係市町村との連名による応募、又は関係市町村からの推薦を必要とします。)
(3)宗教活動や政治活動を主たる目的とする団体、暴力団もしくは暴力団員の統制の下にある団体でないこと。

5 モニター調査地域(予定)
 15地域程度を選定予定

6 モニター調査の内容(予定)
(1)「小さな拠点」づくりを検討するための枠組み(協議会等)の構築
(2)集落地域における生活サービスや地域活動の実態把握、住民ニーズの把握
(3)「小さな拠点」づくりのプラン(活動内容、場所・施設、運営方法、具体化手法等)の検討
(4)「小さな拠点」とその周辺の集落とを繋ぐ交通手段等(コミュニティバス、過疎地有償運送、宅配サービスなど)についての検討
(5)その他、「小さな拠点」づくりに向けた合意形成・プランづくりに必要な取組
(6)モニターレポートの作成(調査の実施状況について2回程度作成)

 ※ モニター調査に必要な経費(実費)は、本調査事業の実施予算の範囲内において、本調査事業の受託事業者が負担します。
   上記(1)~(6)の項目に関連する調査に必要な経費として、1件あたり最大300万円程度と見込んでいます。
 

お問い合わせ先

国土交通省国土政策局総合計画課 小松、山口、辻川
TEL:(03)5253-8111 (内線29318)

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