平成25年9月10日

　首都圏空港（羽田空港、成田空港）については、平成２６年度中に両空港での年間合計発着容量を７５万回化することを最優先
課題として着実に取り組んでいるところです。
　
　一方、本年６月１４日に閣議決定された日本再興戦略において、ヒトやモノの国際的な活動を活性化し、我が国の立地競争力
強化を図るため、「首都圏空港の機能強化」が盛り込まれました。

　また、先般２０２０年のオリンピック開催地に東京が選ばれたことを受け、我が国の玄関口である首都圏空港のより一層の機能
強化及び利便性向上が求められることとなります。

　７５万回達成以降も羽田・成田両空港の更なる機能強化を図り、成長著しいアジアなど世界の成長力を我が国に取り込んで
いくため、首都圏空港の更なる機能強化に向け、具体的な検討に着手することと致します。

　具体的には、現在開催されている交通政策審議会航空分科会基本政策部会の場において首都圏空港をめぐる航空政策上の
課題を整理し、それを踏まえ、今年度中に、学者、専門家の皆様に具体的な機能強化策の選択肢を技術的に洗い出して頂く予定
です。それをもとに、来年度以降は、自治体や航空会社など関係者も参加した新たな場を設け、合意形成を図ってまいります。

　詳細は別紙をご参照ください。