平成27年3月12日
○ 東京国際空港(羽田空港)は、24時間運用可能な拠点空港として年間7,000万人以上の方にご利用いただいていますが、首都圏の国際競争力の強化、訪日外国人旅行者のさらなる増加に対応するため、発着枠に比較的余裕のある深夜早朝時間帯(23時から6時まで)の利用促進を図っていくことが必要です。
○ 深夜早朝時間帯の利用促進に向けては、空港アクセスの充実が重要であることから、平成26年度については、バス事業者等と連携のうえ、国土交通省及び東京都が協調して支援を行う形で、バスの実証運行を羽田空港と都心ターミナル駅等を結ぶ5路線について行っているところです。実証運行の開始以降、乗客数は堅調に推移しており、一定の成果が見られます。
○ これを踏まえ、平成27年度以降についても、「東京国際空港の深夜早朝時間帯におけるアクセスバス運行協議会※」を運行支援等の実施主体としてアクセスバスの運行を継続・拡大し、以下のとおり深夜早朝時間帯の空港アクセスの利便性向上を図ります。
[1] 実証運行時に比べ、路線数及び停留所数を拡大(5路線13停留所→7路線30停留所)
[2] 国内線ターミナルを始発とする深夜バスを新たに設定(3路線)
[3] ターミナル間無料連絡バスを深夜早朝に運行(3便)
○ 国土交通省としては、今後とも関係事業者等と連携のうえ、深夜早朝時間帯の空港アクセスの利便性向上と利用促進を図ってまいります。
※ 羽田空港と都心ターミナル駅等を結ぶ深夜早朝時間帯におけるアクセスバスの運行支援、広報及び調査検討を行うことを目的として、学識経験者、関連事業者等からなる「東京国際空港の深夜早朝時間帯におけるアクセスバス運行協議会」が平成27年1月に設置されました。
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