令和6年1月19日
羽田空港において1月2日(火)に発生した事故により、損傷していた一部施設(進入角指示灯(PAPI))について、1月20日(土)6時30分から供用を再開することになりました。 |
羽田空港において1月2日(火)に発生した、日本航空516便と海上保安庁機の衝
突事故により、一部の施設(C滑走路北側の進入角指示灯(PAPI))が損傷し
ていましたが、当該施設について復旧工事及び機能確認作業が完了したことから、1月
20日(土)6時30分から供用を再開します。
1月8日(月)のC滑走路運用再開以降、南風運用時であって都心上空ルートで運用
する時間帯(15時から19時のうち3時間程度)については、上記施設の損傷により、
常に計器着陸装置(ILS)を活用した悪天時の都心上空ルート(別添経路[1])の運用
を行ってきましたが、本施設の供用再開により、好天時においては、本来運用する都心
上空ルート(別添経路[2])での運用に戻すこととします。
なお、北風運用時については、施設の損傷等の問題がなかったことから、C滑走路運
用再開時点で事故発生前と同様の運用(別添経路[3]・[4])を行っていたため、飛行ルー
トに変更はありません。
また、処理容量については、風向きに関わらず、C滑走路運用再開時点で事故発生前
の水準に回復していたため、今般の施設の供用再開によって変わるものではありません。
C滑走路運用再開時点よりこれまでの間、南風運用時において、ILSを活用した
経路下の皆様にはご迷惑をお掛けしました。国土交通省としては、引き続き航空の安全・
安心の確保に取り組んで参ります。