令和6年12月19日

航空分野の脱炭素化に欠かせないＳＡＦ※の流通を促進する取組の一環として、北海道で将来のＳＡＦサプライチェーン構築に向けた実証事業を行います。 　※ＳＡＦ（Sustainable Aviation Fuel：持続可能な航空燃料）は、バイオマス原料等を基に製造されたジェット燃料で、化石由来のジェット燃料と比較して約60%～約80%のCO2削減効果があります。

　航空脱炭素化と航空ネットワーク維持のためには、地方の空港においてもＳＡＦを確実に
供給・利用できることが重要です。
　国土交通省では、将来ＳＡＦの製造・利用を見込む地域において、サプライチェーン構築
に資する実証事業を行います。具体的には、ＥＮＥＯＳ株式会社（本社：東京都千代田区）
からの提案を受け、同社が北海道において周辺自治体や企業等と連携しＳＡＦの空港への
輸送及び給油に係る実証を行います。

　【実証事業概要】
事業主体：ＥＮＥＯＳ株式会社
取組内容：ＳＡＦの地方空港への輸送・給油及び課題抽出
輸送経路：[1]苫小牧埠頭～新千歳空港　[2]苫小牧埠頭～旭川空港