平成23年12月12日
国土交通省航空局では、平成23年12月15日(木)・16日(金)に「第12回空港技術報告会」を開催致します。
平成23年3月11日に発生した東北太平洋沖地震において、東北沿岸域が多大な被害を受ける中、仙台空港においても、地震による施設の一部被害に加え、これまで経験したことが無い津波による各種の被害を受けました。他方、その後の復旧活動により、発災後7日目からは緊急物資輸送活動が、また、33日後からは民間航空会社の旅客機が再就航し、それぞれ東北地方の復旧・復興活動に大きな役割を果たしています。
そこで今回の空港技術報告会は、東日本大震災における空港の被害や復旧活動に着目し、こうした情報を関係者間で共有することにより、それぞれの立場において災害に強い空港作りに活かしていくことを目的として、「東日本大震災の経験と今後の対応」を特定議題として6件の報告を予定しています。その他にも、一般議題として、空港技術に関するトピックスや研究成果に関する4件の報告を予定しています。
◆日 時:平成23年12月15日(木)14:00~17:00
16日(金)10:00~12:05
※当報告会へは、どなたでもご自由に参加できます。
◆場 所:国土交通省 10階 共用大会議室
東京都千代田区霞が関2-1-3中央合同庁舎3号館
(最寄り駅)・東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・千代田線
霞ヶ関駅 A2、A3a、A3b出口
・東京メトロ有楽町線
桜田門駅 4番出口
◆主 催:国土交通省航空局
◆プログラム:
【12月15日(木)】 | |||
時間 | 区分 | 発表件名 | 発表者 |
14:00~14:10 | 開会挨拶 | (航空局) | |
14:10~14:35 | 発表1 | 仙台空港応急復旧工事の概要 | 仙台空港事務所 施設運用管理官 須藤 渉 |
14:35~15:00 | 発表2 | 土木維持工事請負会社としての初動対応と現場管理 | 前田道路(株) 東北支店 仙台南営業所 営業所長 北原 正俊 |
15:00~15:25 | 発表3 | 液状化対策事業の効果および エプロン・アクセス鉄道トンネルの被災と復旧 |
東北地方整備局 仙台港湾空港技術調査事務所 先任建設管理官 野呂 茂樹 |
休憩(0:20) | |||
15:45~16:10 | 発表4 | 仙台空港建築施設の津波被害状況と復旧工事の概要 | 東京航空局 空港部 建築室 係員 栗田 大輔 |
16:10~16:35 | 発表5 | 東日本大震災における機械施設の対応 (仙台空港における電源供給) |
東京航空局 空港部 機械課 機械第二係長 板倉 正憲 |
16:35~17:00 | 発表6 | いわて花巻空港における 「東日本大震災」への対応について |
岩手県 県土整備部 空港課 主査 君成田 忠伸 |
【12月16日(金)】 | |||
時間 | 区分 | 発表件名 | 発表者 |
10:00~10:25 | 発表7 | 降灰対応型空港用高速路面清掃車導入に向けた 技術的な検証について |
大阪航空局 空港部 機械課 専門官 高田 浩幸 |
10:25~10:50 | 発表8 | 成田国際空港における エコ・エアポート基本計画の進捗状況と今後の展望 |
成田国際空港(株) エコ・エアポート推進室 次長 笹田 祐爾 |
10:50~11:15 | 発表9 | 空港アスファルト舗装の 効率的な調査・施工のための新技術 |
国土技術政策総合研究所 空港研究部 空港施設研究室 主任研究官 坪川 将丈 |
11:15~11:40 | 発表10 | 進入灯橋梁の特徴と地震応答解析手法に関する研究 | (独)港湾空港技術研究所 地震防災研究領域 耐震構造研究チーム 研究官 大矢 陽介 |
11:40~12:00 | 行政報告 | 海外空港における航空局の政策的取り組み | 航空局 航空ネットワーク部 空港施設課 国際企画係長 瀬口 均 |
12:00~12:05 | 閉会挨拶 | (航空局) |
報道発表資料(PDF形式:170KB)
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