報道・広報

「A2-BCP」ガイドラインを見直しました。
~ 自然災害に強い空港を目指して ~

令和2年3月19日

 自然災害に強い空港作りに向けて、空港管理者等の参考となる「A2-BCP」※1ガイドラインを見直しました。

 航空局では、平成30年9月の台風第21号等による空港への被害を契機に、有識者による委員会を設置し、大規模な自然災害が
発生した場合においても我が国の航空ネットワークを維持し続けることができるよう、主要空港の機能確保等の対策や緊急に着手
すべき課題を整理し、平成31年4月に 「災害多発時代に備えよ!!~空港における「統括的災害マネジメント」への転換~」 として
とりまとめたところです。
 本とりまとめでは、当該空港の関係機関が個別に対応するのではなく、空港全体として一体となって対応していくための計画として、
各空港において「A2-BCP」を策定することが盛り込まれ、自然災害に強い空港づくりを目指していくこととなりました。
 一方、空港は地理的要件等がそれぞれ異なり、求められる機能も多様であることから、「空港における自然災害対策に関する検討
委員会」(以下、検討委員会という。)を令和元年5月に設置し、検討委員会で審議、「令和元年房総半島台風」や「令和元年東日本
台風」の経験を踏まえ、同年11月「A2-BCP」ガイドライン【案】を公表しました。
 今般、空港管理者のご意見等を踏まえ、「A2-BCP」ガイドライン【案】を見直し、「A2-BCP」ガイドラインを取りまとめましたので公表
します。
 引き続き、本ガイドラインを参考に、自然災害に強い空港を目指し、真に実効性のある「A2-BCP」の見直しを推進します。

※1 「A2-BCP」は、「Advanced」(先進的)な「Airport」(空港)のBCP(Business Continuity Plan :事業継続計画)を意味します。
 

お問い合わせ先

国土交通省 航空局 航空ネットワーク部 空港技術課 矢嶋、見城
TEL:03-5253-8111 (内線49502、49526) 直通 03-5253-8725 FAX:03-5253-1656

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