令和2年9月18日

　国土交通省では、令和2年12月14日(月)と15日(火)に開催予定の「第21回 空港技術報告会」における報告議題を募集します。
　テーマに関連した整備や新技術に関する報告及び空港における技術開発、計画、工事、研究成果等に関する報告の議題を受け付けます。

　「空港技術報告会」は、「空港土木工事報告会」(昭和41年～)として始まり、「空港土木技術報告会」との名称変更を経て、平成12年に技術の高度化・多様化の流れを受け、土木、建築、機械の各分野にまたがる総合的な空港技術の情報発信及び共有を目的とする現在の形となりました。

　昨今の人口減少社会において、建設分野や物流分野では将来的な担い手不足が懸念されており、作業の省人化、効率化を図っていくことが求められています。また、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、非接触・リモート型の働き方への転換も求められています。

　このような状況を踏まえ、国土交通省では、インフラ・物流分野におけるデジタル・トランスフォーメーション※を推進していくこととしています。航空局においては、空港地上支援業務や空港の維持管理分野等における省力化・自動化の取組、空港におけるBIM/CIMの活用、ICTやIoTを活用した工事の施工などにより、業務の効率化や感染症の拡大防止に取り組んでいます。

　上記を踏まえ、今年度は、新技術の活用による生産性向上、空港における公共工事や維持管理分野でのi-Constructionの導入促進、非接触・リモート型の働き方等に向けた取組状況について、関係者間での知見を深めることを目的とした報告会を開催する予定です。

　議題については、｢デジタル・トランスフォーメーション ～空港における技術の現状と今後～｣に関連した整備や新技術に関する報告を募集します。また、空港における技術開発、計画、工事、研究成果等に関する報告についても広く募集します。詳細については、以下をご参照ください。

※デジタル・トランスフォーメーション：深化したデジタル技術を浸透させることで人々の生活をより良いものへ変革すること。