航空局のパイロットによるMRJの飛行試験開始について
平成30年12月21日
三菱航空機が開発を進めているMRJに対し、航空局のパイロットが操縦して行う飛行試験(型式証明飛行試験)を開始するために必要な確認ができたことから、今後準備が整った試験項目から、順次型式証明飛行試験を実施していくことになりました。
まずは、エンジン等の機能の一部を確認するための飛行試験を、2019年1月下旬頃に、米国モーゼスレイクで実施する予定です。 |
○国土交通省では、三菱航空機株式会社が開発を進めている約半世紀ぶりの国産旅客機である三菱リージョナルジェット(MRJ)に対し、航空法に基づき、航空機の設計について型式証明
※の審査を実施しております。
○型式証明の審査においては、安全基準・環境基準への適合性を確認するため、書類審査、地上試験等を進めておりますが、今般、一部の試験項目について、航空局のパイロットが操縦して行う飛行試験(型式証明飛行試験)を実施するために必要な確認ができました。
○同試験項目は、エンジン等の機能の一部(エンジンの空中での再始動、補助動力装置の機能確認等)を確認するために行うものであり、2019年1月下旬頃に、米国モーゼスレイクにおいて実施する予定です。
○その後も、準備が整った試験項目から、所要の確認を同様に行った上で、順次型式証明飛行試験を行っていくこととしています。
○国土交通省としては、MRJの型式証明に向けて引き続き審査を適切かつ円滑に進めてまいります。
※ 型式証明とは、航空機の型式の設計が所要の安全基準及び環境基準に適合していることを証明するもの。
お問い合わせ先
- 国土交通省航空局安全部航空機安全課 大井、峯村
-
TEL:03-5253-8111
(内線50202、50204) 直通 03-5253-8735 FAX:03-5253-1661
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