報道・広報

「緊急ダイバート運航総合支援システム」の運用開始 ~大規模災害発生時においても、更に安全かつ効率的な着陸を実現~

平成28年6月17日

航空局交通管制部

 
「緊急ダイバート運航総合支援システム」の運用開始
~大規模災害発生時においても、更に安全かつ効率的な着陸を実現~

 
 国土交通省は、平成28 年6 月22 日から「緊急ダイバート運航総合支援システム」の運用を開始します。このシステムは、首都直下地震などの大規模災害により、羽田及び成田空港が同時に使用不可能となった場合でも、多数の航空機毎に残燃料等を考慮した最適な代替着陸空港を即時選定するものです。
 
 
 南海トラフ巨大地震や首都直下地震により、羽田及び成田空港が同時閉鎖又は同時被災した場合、最もピークの時間では100 機以上の航空機をダイバート(※)させる必要があります。

 東日本大震災発生時に、羽田及び成田空港に向けて飛行していた86 機の航空機がダイバートした経験を踏まえ、平成26 年4月に大規模災害が発生した場合の対応要領を作成し、国において一元的にダイバート先空港を決定するスキームに変更するなど、既に震災前に比べ早期に対応が可能となる体制を構築しています。

 今回のシステム運用開始で、現在、人の手を介して行っている残燃料の確認、空港の被害状況等の情報収集及び代替着陸空港の選定にかかる時間が短縮されることにより、飛行中の多数の航空機に対してより迅速なダイバート指示が可能となり、更なる安全性の向上と効率的な着陸が実現します。


 ※ダイバート:当初目的地空港とは異なる空港へ着陸すること


 
連絡先:国土交通省航空局交通管制部交通管制企画課
課長補佐 太田(内線51102)
調査官 重田(内線51135)
代表 03-5253-8111
直通 03-5253-8739
FAX 03-5253-1664
 
                                                                                   
 
 
 

 

添付資料

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お問い合わせ先

国土交通省航空局交通管制部交通管制企画課 課長補佐 太田(内線51102)、調査官 重田(内線51135) 
TEL:03-5253-8111 (内線51102、51135) 直通 03-5253-8739 FAX:03-5253-1664

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