令和5年10月26日

１０月２３日（月）に、ICAO の主催によりシンガポールで開催されている“Air Navigation World ２０２３- ATM Procedures for Today”において、アジア太平洋（APAC）地域のTBO プロジェクト※１ に参画する８か国で署名式が行われ、本プロジェクトの実現に向けて合意がなされました。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※1 概要については添付資料参照

＜経緯及び目的＞
　本年６月に、日本、米国、シンガポール、タイの航空当局が共同して、世界初となる実際の旅客機を用いた次世代航空交通システム
に関する試験飛行が行われました※2。今般、APAC 地域におけるTBO の運用上の有用性をより具体的に検証するため、新たに中国、
ニュージーランド、フィリピン、インドネシアを仲間に加え、今後４年以内に参加国共同で実機による実証を行うことについて、合意がなされました。
　※2 プレスリリース（令和5 年5 月17 日付） 「世界初！！4 カ国を跨ぎ、実際の旅客機を用いた試験飛行を実施します。」
　　https://www.mlit.go.jp/report/press/kouku13_hh_000135.html

＜参加国＞
　日本、米国、シンガポール、タイ、中国、ニュージーランド、フィリピン、インドネシア
　日本側出席者： 吉田 昭二 国土交通省航空局交通管制部長 他

＜今後のスケジュール＞
　１年目：飛行シナリオの定義、全体計画の策定等
　２年目：試験飛行に必要な技術の構築
　３年目：模擬/研究環境における実証
　４年目：実機による実証
 

＜お問い合わせ先＞ 　航空局交通管制部 　　交通管制企画課 今田、松崎 　　代表:03-5253-8111（内線51126・51104） 　　直通:03-5253-8739 　　Email: imada-y037c@mlit.go.jp 　　　　　 matsuzaki-f2sf@mlit.go.jp