平成29年11月25日
札幌航空交通管制部(札幌管制部)において、平成29年11月24日(金)19時47分に、札幌管制部の管制官と同管制部の管轄空域の航空機との間で音声通信を行うための通信施設(対空通信施設)に障害が発生し、21時20分に復旧しました。
障害の原因は、対空通信施設に電源を供給する、バックアップ機能を有する電源供給装置に不具合が発生し、当該通信施設に電源が供給されなくなったことによるものであり、不具合が発生した電源供給装置を迂回する電源経路に切り替えて復旧しております。
札幌管制部については、電源供給装置の不具合の原因を調査するとともに、同様の障害が発生しないよう、早急に再発防止策を講じて参ります。また、東京、福岡、那覇の各航空交通管制部の対空通信施設の電源供給装置の緊急点検を実施し、電源供給装置の構成が異なり問題のないことを確認しております。
(参考)今回の通信障害による運航への影響は、合計60便(本邦事業者に限る)
<内訳>
・欠航 34便
・遅延 26便
添付資料:札幌航空交通管制部対空通信施設の障害概要
札幌航空交通管制部の管轄空域
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