平成27年12月14日
土井国土交通副大臣が、日・ベトナム航空セミナー等に参加するためベトナム・ハノイを訪問しますので、お知らせします。
12月16日(水)
東京発・ベトナム着
12月17日(木)~18日(金)
「防災協働対話ワークショップ」及び「日・ベトナム航空セミナー」出席、ベトナム政府要人との会談(調整中)
12月19日(土)
ベトナム発・東京着
ベトナム・ハノイ
(1)防災協働対話ワークショップ
ベトナムでは、近年全国で水関連災害が相次いで発生しており、2009 年には中部フエ省南部において死傷者803 名、浸水家屋294,711 戸の洪水被害が発生したほか、水需要が増加する一方で水資源管理の難航等による渇水被害等が頻繁に発生するなど、水関連災害に対する取組が喫緊の課題となっています。
この状況を踏まえ、国土交通省とベトナム社会主義共和国農業農村開発省(MARD)は、両国の水資源や流域問題に関する取組共有や、我が国の水インフラ技術の紹介等による協力関係の構築を目的として、2010 年10 月に両省大臣の署名による覚書を締結しました。また、2013 年9月には水関連災害の協力関係の強化・継続と我が国の防災技術の展開推進を目的として、両省大臣の署名により防災協働対話に関する覚書を締結しました。
当ワークショップは、この防災協働対話に関する覚書に基づき、両国での水関連災害や水管理に関する課題把握や技術協力等について意見交換を行う機会として2013 年度より毎年開催しており、本年度は3回目となります。
〇日 時:2015年12月18日(金)
9:00~ 9:20 両副大臣によるバイ会談
9:30~11:30 防災協働対話ワークショップ
〇場 所:農業農村開発省(ハノイ)
〇主な出席者:
<日本国> 土井国土交通副大臣 他
<ベトナム> タン農業農村開発副大臣 他
〇主な議題(案) 両国より以下に関する説明を行い、今後の協力内容等について議論。
【ベトナム】水資源管理と洪水管理に関するベトナム側の現状や将来的な展望
【日 本】河川法に基づく水資源管理や洪水管理に関する河川管理システム
(2)日・ベトナム航空セミナー
ベトナムでは、航空需要の著しい伸びに伴い、大都市の新空港整備をはじめとする多数の航空インフラプロジェクトが計画されています。今般、空港・管制システム等の我が国の優れた技術・ノウハウを紹介し、官民連携したトップセールスを行うため、ハノイで「日・ベトナム航空セミナー」を開催します。本セミナーは、官民からなる「航空インフラ国際展開協議会」の事業としても行うもので、海外で開催する3回目の航空セミナーです。参加する日本企業は約30社・70名となります。 国土交通省からは、土井国土交通副大臣が本セミナーへ出席し、トップセールスを行うとともに、ベトナム政府要人と会談し、我が国の優れた航空インフラの国際展開を推進します。
〇日 時:平成27年12月18日(木)13:30~18:00
〇場 所:ベトナム・ハノイ(メリア・ハノイホテル)
〇主な出席者:
〈日本側〉
土井国土交通副大臣、航空インフラ国際展開協議会 副会長(尾形 大成建設(株)副社長執行役員、近藤 豊田通商(株)執行役員)
航空インフラ国際展開協議会参加企業約30社・70名、航空局 他
〈ベトナム側〉
ニャット交通運輸副大臣(調整中)、民間航空局幹部、現地航空関係企業 他
〇主な内容:
本セミナーでは、全体会合においては、両国から基調講演が行われる予定です。その後、空港分野・管制分野の専門部会を実施し、より深い意見交換が行われる予定です。
〇現地での取材対応について
下記にお問い合わせ下さい。
(参考)航空インフラ国際展開協議会
我が国の航空インフラの国際展開を官民連携により積極的に推進するため、商社、建設会社、空港会社、メーカー、金融機関、関係機関等官民から構成される協議会を平成25年4月に設立。 日・インドネシア航空セミナー(平成26年2月)等海外訪問ミッションや政府間会合の場を活用したビジネスマッチング等、様々な取組みを実施。
土井国土交通副大臣のベトナム出張について(PDF形式)
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