平成23年10月13日
○ 国土交通省水管理・国土保全局では、平成22年(2010年)の水害被害額
(建物被害額等の直接的な物的被害額等)について、取りまとめた結果、全国で
約2,010億円となり、平成13年(2001年)からの過去10年間で9番目でした。
また、被災建物棟数は約1万6千棟に上りました。
・ 異常気象別では、7月8日から7月17日の梅雨期における大雨による水害
被害額(約727億円)が、全体の約4割(36.2%)を占めています。
・ 都道府県別では、水害被害が大きかった順に、長野県で約260億円、山口県
では約240億円、鹿児島県で約210億円の被害額となりました。
国土交通省水管理・国土保全局では、毎年、都道府県、市区町村等の協力のもと、水害
による被害額等を「水害統計」として取りまとめており、今回、「平成22年水害統計」の
中間集計が完了しましたので、結果を公表しました。
最終的な取りまとめ結果の公表は、平成23年度末になる予定であり、今後、最終的な取
りまとめに向けて、水害被害額の算出に当たって使用する係数(都道府県別家屋1㎡当た
り評価額等)の平成22年単価の設定や都道府県からの報告内容の更なる精査等の集計作業
を引き続き行ってまいります。
【記者発表】平成22年の水害被害額について(PDF形式:492KB)
PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
左のアイコンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご覧ください。