報道・広報

平成23年の水害被害額について

平成25年3月22日公表(平成25年10月2日修正)

平成23年の水害被害額(東日本大震災に伴う津波による被害を除く※1)について取りまとめましたので、その結果を公表※2します。
【被害の特徴等】
◆水害被害額は、全国で約7千3百億円(過去10カ年で2番目)
◆被災建物棟数は、全国で約6万6千棟(過去10カ年で2番目)
◆初めて、集計値だけでなく被害の特徴について分析を実施
◆主要な水害の被害状況
 ○新潟・福島豪雨(水害被害額:約1,600億円)
  ・公益事業等被害額の割合が過去10カ年で最大
  ・平成16年豪雨を契機に集中的に大規模改修を実施した信濃川水系では、当該豪雨を上回る降雨であったにも関わらず、被害額は約9割減少
 ○台風12号(水害被害額:約3,200億円。過去10カ年で4番目)
  ・熊野川では観測史上最高の水位(痕跡水位)
  ・深層崩壊が多数発生、崩壊土砂量は合わせて約1億m3
 
○台風15号(水害被害額:約1,300億円)
  ・全国の40都道府県で被害が発生(過去10カ年で最多※3
  ・平均10年洪水を契機に集中的に大規模改修を実施した阿武隈川水系(福島県内)では、当該洪水と同規模の降雨であったにも関わらず、被害額は約6割減少
◆都道府県別の被害額
 ○1位 和歌山県(約1,600億円)
 ○2位 新潟県(約1,200億円)
 ○3位 三重県(約600億円)

※1 東日本大震災に伴う津波被害額については集計中であり、取りまとめ次第公表予定。
※2 平成24年9月11日に暫定値として公表したものについて、各種資産評価単価等を更新して確報値として公表するもの。
※3 過去10カ年に発生した台風・豪雨のうち、被害額が1,000億円以上のものを対象。

お問い合わせ先

国土交通省水管理・国土保全局河川計画課 
TEL:03-5253-8111 (内線35352、35325) 直通 03-5253-8445 FAX:03-5253-1602

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