平成26年11月14日
平成25年の水害被害額の暫定値について取りまとめましたので、その結果を公表※1します。
◆水害被害額は、全国で約4千億円(過去10カ年で4番目)
◆被災建物棟数は、全国で約4万4千棟(過去10カ年で4番目)
◆主要な水害の被害状況
○平成25年台風18号(水害被害額:約1千5百億円)
・ | 台風18号の接近・通過に伴い、四国から北海道の広い範囲で大雨となり、特に激しい大雨となった京都府、滋賀県、福井県では運用開始以来初となる特別警報が発令。 |
・ | 京都府の由良川では、観測史上最高の水位を記録し、流域全体にわたり大規模な浸水被害が発生。また、桂川では、嵐山地区で家屋や渡月橋等の周辺の観光施設等に浸水被害が発生した他、鴨川合流点付近では、水位が堤防天端まで上昇し、右岸側で越水が発生。 |
○平成25年台風26号(水害被害額:約4百億円)
・ | 東京都大島町では、台風26号の豪雨により、土石流が流域界を超えて流下し、土砂災害危険区域の範囲外でも被害が生じた他、大量に発生した流木により被害が拡大し、死者36名、行方不明者3名にのぼるなど激甚な被害が発生※2。 |
※1 | 水害被害額の算出に当たって使用する係数(都道府県別家屋1㎡当たり評価額等)の平成25年単価の設定や都道府県からの報告内容の更なる精査等を行い、最終的な取りまとめ結果の公表は、平成26年度末頃になる予定。 |
※2 | 死者数等は、「平成25年台風第26号による被害状況等について」(消防庁作成)の数値を使用。 |
報道発表資料(PDF形式:476KB)
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