平成30年6月27日
昨年7 月の九州北部豪雨から1年を迎え、福岡県、大分県の被災河川での水位計の設置完了、全首長とのホットライン構築などにより、洪水時の逃げ遅れゼロ対策が強化されました。
(1)福岡県、大分県の特に被害の大きかった河川で危機管理型水位計の設置が完了
(2)都道府県管理河川において、対象の全1,098 市町村と洪水時のホットライン構築完了
(3)『水害リスクライン』による連続的な水位等の情報提供を試行、今後全国展開へ
⇒危機管理体制の充実(洪水時の逃げ遅れゼロ)
・ 九州北部豪雨で特に被害が大きかった福岡県朝倉(あさくら)市、東峰(とうほう)村の3 河川や大分県日田市などの46 河川などで
危機管理型水位計の設置が完了。
・ スマートフォンやパソコンで身近な水位情報を確認可能なシステムを運用開始。(6 月1 日~※)
⇒「川の水位情報(危機管理型水位計)」
https://k.river.go.jp(パソコン・スマートフォン共通)
※大分県は、7 月1 日より順次公開
・ 福岡県や大分県をはじめとした全ての都道府県の洪水予報河川、水位周知河川(1,098河川)で、河川管理者(都道府県)と市町村のホットライン
の構築が完了。(6 月末)
・ 山国川(大分県など)、川内川(鹿児島県など)、荒川(東京都など)において、新たな技術により、上流から下流まで連続的に河川水位を見える
化し、関係市町村への予測を含む水位情報提供を試行。(7 月下旬~)
・ 今後、全一級水系(109 水系)に拡大予定。
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