平成28年7月11日
国土交通省では、昭和33年から全国の一級河川(直轄管理区間)で水質調査を実施しています。この度、平成27年の水質調査結果を取りまとめましたのでお知らせします。
BOD・CODの環境基準を満足した調査地点の割合は、過去最高の92%となりました。
「水質が最も良好な河川」は、尻別川、後志利別川、沙流川、荒川(阿武隈川水系)、安倍川、宮川、天神川、小鴨川、仁淀川、厳木川、球磨川、川辺川、本庄川、小丸川及び五ヶ瀬川の全15河川でした。このうち、天神川、厳木川、球磨川については、初めて「水質が最も良好な河川」となりました。
平成27年は、有機汚濁の代表的な指標であるBOD又はCODの環境基準を満足した調査地点の割合は、過去最高となる92%(899地点/980地点)であった。
このうち、河川では97%(857地点/879地点)で8年連続95%以上となった。
水質が最も良好な河川は、尻別川、後志利別川、沙流川、荒川(阿武隈川水系)、安倍川、宮川、天神川、小鴨川、仁淀川、厳木川、球磨川、川辺川、本庄川、小丸川及び五ヶ瀬川の全15河川であった。
天神川、厳木川、球磨川については、初めて水質が最も良好な河川となった。
(*)BODの年間平均値が各調査地点の平均で0.5mg/ℓである河川
下水道の整備や、行政と流域住民が協働で行ってきた生活排水対策や環境学習の推進
等の取組み等により、太子橋(大和川水系大和川)、御幸大橋(大和川水系大和川)、亀
の子橋(鶴見川水系鶴見川)ではこの10 年間でBOD 値が5.0mg/ ℓ 以上改善された。
※概要版・地方版については、下記を参照。詳細版は8月上旬メドで公表予定。
○平成27 年全国一級河川の水質現況
http://www.mlit.go.jp/river/toukei_chousa/kankyo/kankyou/suisitu/h27_suisitu.html
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