平成29年1月20日
国土交通省は、新技術による下水道事業の効率化を促進するため、実規模レベルの施設を設置して技術的な検証を行うことを目的とした、以下の3テーマに関する「実規模実証」の公募を、1月20日から開始します。
[1] 汚泥消化技術を用いた地産地消型エネルギーシステムの構築に向けた低コストなバイオマス活用技術
[2] 省エネ社会の実現に向けた低コストな地球温暖化対策型汚泥焼却技術
[3] 既設改造で省エネ・低コストに処理能力(量・質)を向上する技術
また、「実規模実証」の前段階として、導入効果などを含めた普及可能性の検討や技術性能 の確認を行うことを目的とした、以下の3テーマに関する「FS調査技術」の公募も1月20日から開始します。
[4] 下水道で地域バイオマスや資源を利活用する技術
[5] 標準法並みのエネルギーで高度処理を実現する技術
[6] 新たな手法を活用した余剰汚泥減容化技術
国土交通省では、新技術の研究開発及び実用化を加速することにより、下水道事業における低炭素・循環型社会の構築やライフサイクルコスト縮減、浸水対策、老朽化対策等を実現し、併せて、本邦企業による水ビジネスの海外展開を支援するため、平成23年度より下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)を実施しております。また、平成28年度からは、実規模実証の前段階として、導入効果などを含めた普及可能性の検討や技術性能の確認を行うことを目的とした「FS調査」を実施しております。
※ B-DASHプロジェクト:
Breakthrough by
Dynamic
Approach in
Sewage
High Technology
Project
※ FS調査:
Feasibility
Study(平成28年度実施の「予備調査」から名称を変更)
1.公募事業の内容
(1)事業規模
事業規模については、下記の上限額(税込み)とします。
[1]:1技術あたり9億円
[2]:1技術あたり8億円
[3]:1技術あたり4億円
[4],[5],[6]:1技術あたり3,000万円
(2)事業実施期間(予定)
契約締結の翌日から平成30年3月31日まで
2.応募書類の提出期限
[1],[2],[3]:平成29年2月17日(金)12時 必着
[4],[5],[6]:平成29年2月24日(金)12時 必着
3.説明会の開催
本事業の公募に当たり、以下のとおり説明会を開催します。参加を希望される方は、当日直接会場にお越しください。
日時 :平成29年1月27日(金)13時~15時
場所 :〒162-0811東京都新宿区水道町3番1号水道町ビル8F
(公財)日本下水道新技術機構内 会議室
4.審査方法
応募案件の審査等の透明性、公平性を確保するため、有識者委員会において審査を行います。有識者委員会において、あらかじめ定めた審査基準に基づき、応募書類の審査を行います。
5.説明書の交付
以下のとおり説明書を交付しますので、公募内容の詳細について確認ください。
(1)期間:[1],[2],[3] 平成29年1月20日(金)~平成29年2月17日(金)
[4],[5],[6] 平成29年1月20日(金)~平成29年2月24日(金)
(2)場所:国土交通省下水道部担当係及び説明会会場
(3)方法:紙媒体をもって手交
※公募資料及び応募様式電子データ(説明書抜粋)については、下記URLをご参照ください。
URL:
http://www.mlit.go.jp/mizukokudo/sewerage/mizukokudo_sewerage_tk_000490.html