報道・広報

下水道発食材の愛称を「じゅんかん育ち」に決定!
~愛称の浸透により下水道発で農業における生産性の向上を促進します~

平成29年4月13日

 国土交通省は、GKP(下水道広報プラットホーム)と連携し、下水汚泥を発酵した肥料で育てた農作物などの「下水道発食材」の愛称を本日、「じゅんかん育ち」に決定しました。
 今後、「じゅんかん育ち」を浸透させ、農業における生産性の向上を促進します。

1. 背景・目的
 下水処理の過程で発生する汚泥には、肥料に欠かせないリンや窒素を含有しており、下水汚泥を発酵して肥料を作り、農家に安価で提供することが可能です。
 そのため、国土交通省では、下水道資源(再生水、汚泥、熱、二酸化炭素等)を農作物の栽培等に有効利用し、農業等の生産性向上に貢献する取組を「BISTRO(ビストロ)下水道」と称して推進しています。(別紙参照)
 一方で、下水道発食材(下水道資源を有効利用して作られた食材)の普及に向けては、下水道に対する印象面が課題となっていました。

2. 愛称の公募と決定
 GKPと連携し、「BISTRO下水道」の広報活動の一環として、下水道発食材について、「イメージ向上に資するとともに、国民に親しまれやすい」愛称の公募を行い、「BISTRO下水道ネーミングコンテスト審査会」の審査を経て、833点の応募作品の中から愛称を「じゅんかん育ち」に決定しました。
(愛称の公募結果や審査会の詳細は、GKPホームページ(http://www.gk-p.jp/)をご覧下さい。)

 国土交通省では、今後、下水道資源を農作物の栽培等に有効利用する取組を進めている関係者と連携し、下水道発食材の愛称「じゅんかん育ち」を浸透させ、下水道資源の有効利用に関する安全・安心や取組への理解促進を図り、さらなる下水道資源の有効利用に取り組んで行きます。

※GKP(下水道広報プラットホーム):
 広報活動等を通じて下水道の真の価値を伝えるとともに、これからの下水道を皆で考えていく全国ネットワークの構築と情報交流・連携を目指す組織であり、国土交通省も一員として活動を行っています。事務局は(公社)日本下水道協会。
 

添付資料

報道発表資料(PDF形式:137KB)PDF形式

別紙(PDF形式:145KB)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省水管理・国土保全局下水道部流域管理官付課長補佐 岩井 聖
TEL:03-5253-8111 (内線34312) 直通 03-5253-8432 FAX:03-5253-1597
国土交通省水管理・国土保全局下水道部流域管理官付計画係長 江口 義樹
TEL:03-5253-8111 (内線34315) 直通 03-5253-8432 FAX:03-5253-1597

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