報道・広報

下水道BIM/CIM導入モデル事業の開始
~下水道BIM/CIMの活用により、業務の効率化を図ります~

平成29年4月14日

 国土交通省は、i-Gesuido※1の一環として、下水道施設の建設工事と改築工事における下水道BIM/CIM※2導入モデル事業を平成29年度から開始します。
 下水道BIM/CIMは、図面を3次元化し「情報の見える化」を図ることで、現場の安全性・施工性向上が期待されており、モデル事業によりその効果検証を行います。

※1 i-Gesuidoとは、ICTの活用による下水道事業の質・効率性の向上や情報の見える化を行い、下水道事業の「持続」と「進化」を実践する新たな取組。
※2 BIM/CIM(Building/Construction Information Modeling/Management)とは、社会資本の計画・調査・設計段階から施工、維持管理に至る一連のサイクルにおいて3次元モデルを導入活用し、業務の効率化・高度化を図るもの。
 
<モデル事業の概要>
 モデル事業は、平成29年2月2日に公告した企画競争業務に応募した者のうち、企画競争業務の評価基準に基づき、最適と判断した提案により、以下の通り実施します。
 
1.下水道BIM/CIMを導入する建設工事(新増設)モデル事業
(1)実施主体:日本下水道事業団・株式会社NJS共同提案体
(2)対象工事:
  [1]段畑雨水ポンプ場(京都府福知山市) 土木・建築工事(新設)
  [2]鶴見川クリーンセンター(東京都町田市) 機械・電気設備工事(増設)
 
2.下水道BIM/CIMを導入する機械・電気改築工事モデル事業
(1)実施主体:日本下水道事業団・日本水工設計株式会社共同提案体
(2)対象工事:
   ・浄化センター(山形県寒河江市) 機械・電気設備工事(改築)

<効果検証項目>
 各工程において、3次元モデルの導入有無による下記項目の比較を行い、下水道BIM/CIMの効果を定量的に把握します。
(1)発注図書作成工程 : 人員数、時間、手順、品質
(2)入札・契約工程  : 人員数、時間、計画の高精度化、品質
(3)現地踏査工程   : 人員数、時間、品質、コスト
(4)施工計画策定工程 : 人員数、時間

 
 
 
 
 
 
 
 
 

添付資料

報道発表資料(PDF形式:147KB)PDF形式

参考資料(PDF形式:338KB)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省水管理・国土保全局 下水道部 下水道事業課 事業マネジメント推進室課長補佐 安永 英治、 再構築係長 野杁 貴博
TEL:03-5253-8111 (内線34243、34234) 直通 03-5253-8431 FAX:03-5253-1597

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